「吉田松陰的エートス」とは、いざとなればテロや超法規的措置も辞さずに、少数の革命的結社が「正義(と信じたこと)」を断行してしまうことです。
共産党が護憲政党であるためには、まずはマルクスのプロレタリア独裁論を放棄する必要があると思います。プロレタリア独裁論と前衛党理論は、三権分立を否定する理論です。権力を徹底的に分散し、一極に権力が集中しないようにすることこそ、民主主義の土台です。権力を集中させようとするマルクスのプロレタリア独裁論はその真逆の発想なのです。 . . . 本文を読む
だいぶ遅れましたが、渋沢栄一の一万円札の肖像就任と再来年の大河ドラマ主役抜擢を祝ってこの記事を書きます。
紹介したいのは、渋沢栄一が議会政治の先唱者として赤松小三郎を高く評価していたという事実です。
紙幣の肖像に始めて旧幕臣としてのアイデンティティーを持つ人物が採用された点はまことに意義深いと思う。福沢諭吉も一時期幕臣であったが、彼は「幕臣」としてのアイデンティティーを持ち合わせていたよう . . . 本文を読む
アマゾンで急増している森林火災。
ブラジルは、2003年にルーラが大統領になった頃、熱帯林保全にも真剣に取り組む姿勢を見せ、実際に効果を上げ、希望の光を感じたものであった。しかし右翼のボルソナーロが大統領になるや否や、絶望の闇に閉ざされたようだ。彼こそは、ネタニヤフや金正恩などの比ではない、世界人類最大の脅威といってよいだろう。アマゾンの熱帯林が消えることは、気候変動をさらに加速させ、この惑星 . . . 本文を読む