先週のことだが、NHKのBSで平日の夜10時から放送している「国際報道2020」が、「コロナ後の世界はどうなるのか」というテーマで、世界の三人の識者へのインタビューを三夜連続で報道していた。1日目はフランスの経済学者のジャック・アタリ、2日目は『サピエンス全史』でおなじみのイスラエルの歴史家のユヴァル・ノア・ハラリ、3日目はアメリカの政治学者のイアン・ブレマー。
三人の描く未来図がそれぞれ . . . 本文を読む
コロナ対策で高い評価を得ている指導者は、ドイツのメルケル首相、台湾の蔡英文総統、ニュージーランドのアーダーン首相、アイスランドのヤコブスドッティル首相、ノルウェーのソールバルグ首相・・・・。迅速な対応、積極的な検査、自由の制限に対するちゃんとした補償・・・・これら成功している国々の指導者の共通点を挙げると、なんと、いずれも女性の指導者。こういう非常時の危機管理能力は女性指導者の方が高いようだ。今回の事態は、とりわけ好戦的な性格の右派の男性指導者ほど、こういう非常時に全く役に立たないことが証明されたように思える。 . . . 本文を読む
一週間ほど前になるが4月9日の東京新聞の特報面で、「環境破壊や気候変動によって新たな感染症が拡大していく」という記事が掲載されていた。今度のコロナウィルスについては、まだ詳細は不明であるが、一般論として気候変動が新たな感染症の拡大を生むことは多くの学者たちによって警告されてきた。たとえば以下のような根拠である。
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020 . . . 本文を読む
この本が長期的に何を目指しているのかというと、「歴史教科書の書き換え」です。チラシにあるように、無勅許での日米修好通商条約調印を断行したのは井伊直弼ではなく松平忠固であるということと、日米修好通商条約は、教科書で言われているような不平等条約ではない、日本には関税自主権もあったのだ、という事実です。 . . . 本文を読む
堤防が、計画高水位を超えても破堤しないのであれば、上流にダムを建設する理由がなくなってしまう。国交省がダムを造り続けるためには、堤防は計画高水位を超えると破堤する脆弱な構造でないと困るというのだ。(中略)
納税者としては考えたくない、信じたくないことだが、ダム利権のために日本の堤防は決壊しやすい構造のまま放置されているのだ。 . . . 本文を読む