有識者会議は大臣に対してのみ報告の義務を負うのであって、地元住民や外部の専門家に対しては説明責任を負っていないし、その意見を聞く必要もない、ということです。
はじめから官僚にコントロールされていて結論が見え見えの会議などです。こんな無責任な、官僚に迎合した結論ありきのゴム印を付くだけの「有識者」とやらに私たちの血税が使われているかと思うと慄然とします。いったい民主主義国において、税金で運営されている組織が、納税者に対して、いわんや事業によって水没する地域の犠牲者に対して、説明責任を負わないなどということがあり得るでしょうか? どこぞの全体主義国家の理屈そのものです。
彼らが雲の上にいて下界に降りてこないのは、私たちと討論すればボロが出るからに他ありません。住民たちの傍聴を拒否するのも、住民たちに面と向かって会わせる顔がないからでしょう。本当に彼らが「科学的な検証」とやらをしていれば、堂々と会議を公開して、何ら恥じることはないはずです。傍聴を認めないのは、恥ずべきしていることをしているからに他ありません。 . . . 本文を読む