五輪招致のための裏金事件をきっかけに、日本が報道の自由度ランキングで72位にまで後退し、安倍政権の暴走にもマスコミが闘えなくなっている理由の根源にあるところの、電通という独禁法違反の広告代理店を解体に追い込めれば、日本の民主主義と言論と報道の自由の回復にとって僥倖になろう。電通解体なくして五輪開催なしだ。
ここにきて、舛添問題にばかりに電波が奪われ、本来はもっと問題にすべき東京オリンピックの裏金問題がかすんでしまっている。これは裏金問題で嫌疑がかかっている電通の思うツボなのではないか?
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今週の最大の興味は、信幸がどんな顔をしておこうに離縁を言い渡すのだろう、離縁を言い渡されたときおこうはどんなリアクションを示すのだろう、また離縁された後どうなるのだろう・・・・でした。
信幸の表情はだいたい予想通り。おこうのリアクションは、病気を悪化させて立てないくらいになるのか・・・と思いきや、意外に気丈にたくましく乗り切ってくれました。
真田信幸が本多忠勝の娘の小松姫を迎える前に、真 . . . 本文を読む
GW中に上田に帰省したところ、いまだ見たことのない、観光客の波が・・・・・・。
上田城の前を通ると、観光客の大軍勢。上田城にこれだけの人の波が押し寄せたのは、関ケ原の折に徳川軍3万8000人に攻められて以来なのでは・・・・などと思ってしまった。ああ、これも今年一年だけの現象なのでしょう・・・・。
しかし、どうやら観光客は上田城に集中している。そこで「真田丸」に関係して、上田城から歩いて行け . . . 本文を読む
明日(2016年5月22日)の「真田丸」(第20回「前兆」)の見どころは、本多平八郎忠勝の娘・稲姫(小松姫)を正妻に迎えた信幸が、それまでの正妻であったおこうに離縁を言い渡すというシーンかも。ふつうだったら、とても辛く悲しいシーンのはずですが、こと「真田丸」にかんしては、最大の悲劇が最大の喜劇になりそうな予感が・・・・。はたしておこうの運命やいかに?
長篠の合戦図屏風(部分)
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舛添要一都知事の政治資金私的流用問題について一言。舛添氏が公私混同甚だしい人物で、国民の税金である政党助成金を違法に流用していたことは周知の事実であった。舛添氏が政党助成金2億5000万円を流用して、新党改革が背負っていた借金返済に充てていたという違法行為があったことは、都知事選の最中から公になっていた。マスコミは報道せず、舛添は勝利した。
私が東京都知事選の最中に書いた記事を再掲しておく。
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徳川7000の大軍の前で高砂を踊っても、死の恐怖など微塵も感じなかったであろう真田源次郎。しかし今回は死を覚悟したでしょう。思えば、新府から野盗の群れの中を家族をつれての逃避行、本能寺の変からの人質を引き連れての安土脱出劇、ばば様を奪還するための小諸城潜入からの捕らえられての人質生活・・・・・・・・。ドラマが始まってから、もう危機の連続でしたが、観ている方にとっては、今回こそ源次郎にとって最大の . . . 本文を読む
一昨日、嘉田由紀子さん(前滋賀県知事)が代表を務める「チームしが」の学習会「大戸川ダム問題緊急対話集会」に呼ばれて話してきました。話の趣旨は、国交省がダム建設を進める根拠ともなっている「基本高水」の数値はダムありきで恣意的に作られているというものです。この数値に縛られてダムを造るのではなく、嘉田県政時代に策定した流域治水条例にもとづいて、もっと賢明な水害対策ができるはずです。会場からもっとも大きな拍手を受けたのが以下のスライドでした。「武将と言えば三成、滋賀県と言えば税金の使い方が正しい。しかし大戸川ダムを造ってしまったらこの評価はどうなってしまうのでしょう?」と。
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真田が家康の与力となったからには、北条が真田領に攻めてきたら、北条と同盟関係にあったはずの家康は、北条を助けるのではなく、真田を助けなければならない。
秀吉としては、北条と徳川を引き裂くために、真田をあえて徳川の与力としたという深謀遠慮だったということです。家康は「ついに真田安房守に頭を下げさせたぞ」という嬉しさで、高笑いしていましたが、じつは秀吉の術中にはまっていた? この時点で、家康は、北条を助けて真田と戦うという集団的自衛権を発動できなくなり、真田を助けて北条と戦うという集団的自衛権を発動せねばならなくなってしまっていたのです。このとき既に秀吉の頭の中では、北条を滅ぼす算段がついていたのかも?
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かつて小沢一郎氏は、「在日米軍は将来的には第7艦隊のみで十分だ」と発言し、鳩山首相も、米軍の思いやり予算の削減に動いた。日本の支配層である官僚機構は、「アメリカ様のご機嫌を損ねてしまう!」と戦々恐々とし、米国のジャパン・ハンドラーの意を受けて総力を挙げて鳩山政権を潰してしまった。鳩山=小沢路線で行っていれば、トランプ出現の今日の事態にも、日本の主体的な意志で適応することが可能だったはずである。今日のようなパニックに陥らずにすんだであろう。鳩山氏も小沢氏も、いずれアメリカがモンロー主義に回帰し、世界の警察であることを止めるという未来を見越して外交方針を立てていた。 . . . 本文を読む
「幕末」と呼ばれる時代に、立憲主義と議会制民主主義に向かう政治的な流れがあったのであり、それを断ち切ったのが、安倍首相の尊敬する長州「志士」たちが成し遂げた「明治維新」という名の反革命だった。 安倍首相の中では、改憲も、明治維新150周年記念行事としての、日本の長州化計画の一環なのだろう。伊藤博文や岸信介や安倍晋三など、彼ら覇権国の傀儡政治家たちに「日本の伝統」など語る資格はそもそもないのだ。
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いやー、すっかり製作者サイドの術中にはまって、騙されていました。前回、片桐且元が本当にすまなそうな顔をして、「殿下が家康に真田攻めの許可を与えた」と言い、信繁が血相を変えて止めようと必死になっていたことから、本当に秀吉は家康の真田攻めを支援する決断をしたのだと思い込んでしまいました。あの片桐且元のすまなそうな顔を見たら騙されますよね~。
いったい、どうやって秀吉や家康に真田攻めを翻意させるの . . . 本文を読む
明後日は憲法記念日。今夏の参院選で憲法改正が争点になることもあり、今年の憲法記念日は例年とは違った意味を持つ。私は必ずしも改憲に反対はしない。しかし、国家が国民を律し、国民を縛ろうとする内容の、立憲主義のイロハもまるで分かっていない、長州史観丸出しの自民党改憲案には大反対である。
前回の記事で紹介した大政奉還150周年プロジェクト。赤松小三郎や山本覚馬が紹介されていることが注目される。以下 . . . 本文を読む
来年2017年度は大政奉還150周年。京都市がそれを記念して大政奉還150周年プロジェクトを始動させています。その公式サイトができているのですが、なんと冒頭のトップページから赤松小三郎の写真が掲載されていました(涙)。ようやく赤松小三郎の存在は無視されずに、歴史に位置づけられるようになってきたのです。
ホームページは以下です。
http://www.taiseihokan150.jp/
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