明後日からちょっとドイツに出かけてきますので(一応調査目的)、しばらくブログを休みます。ちなみに今までアジア諸国で研究をしていましたので、ヨーロッパに行くのはこれが初めてなのです。
何と到着する9月18日は、ドイツの総選挙の日!!
日本の選挙が終わったと思ったら、また選挙なわけです。
かつて『資本主義対資本主義』(竹内書店新社、1992年)を書いたフランス人のミシェル・アルベールは、ドイ . . . 本文を読む
今の小泉政治の経済政策の呼び方に関して、「新自由主義(ネオ・リベラリズム)」「小さな政府」「市場原理主義」・・・いろいろな呼び方が飛び交っています。私のブログでは「市場原理主義」という呼び方を使うようにしています。じつは、この呼び方は一番激しい言葉の使い方に思われるかも知れませんが、もっとも価値中立的な言葉だからです。
新自由主義(ネオ・リベラリズム)という言葉がどこで使われ始めたのかという . . . 本文を読む
もうジタバタしても始まらない。日本における市場原理主義的・サッチャリズム的・マネタリスト的「(反)革命」のサイは投げられてしまったのだ。今後4年間はどうしようもない。
私たちに今できることは、市場原理主義革命という社会実験の成り行きを見守ることでしかない。そして、小泉党に投票した人々に対し、「目を逸らさずにしっかり見つめて」と訴えるしかない。
しかし、予想を立てて見守ろう。この壮大な絶望的社 . . . 本文を読む
9月11日の記事のコメント欄で、「アメリカの陰謀」とか「ユダヤの陰謀」みたいに言う人々が多いけれど陰謀論は怪しいし胡散臭い、といった趣旨のコメントを2ついただきました。私も回答しておいたのですが、それに加筆しながら新しい投稿として再度論じたいと思います。
ちなみに私のブログでは「アメリカの陰謀」とか「ユダヤの陰謀」といった表現は一度も使っていません。米国の金融業界(ユダヤ系が多いのは客観的事 . . . 本文を読む
開票速報を見るのが怖かったので、テレビを見ずに子供たちと一緒に遊んで気分を紛らわしていた。子供たちを寝かしつけてから、恐る恐るテレビをつけて驚いた。「自公270議席」くらいの数字は覚悟していたが、300という数字が目に入ってきて、開いた口が塞がらず、しばらく呆然としてしまった。本当に「信じられない」の一言しかない。
小泉は、街頭演説で訴えたことも、ひたすら郵政民営化のみ。昨日の演説では、演説 . . . 本文を読む