三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【残念な「上下温度差」 断熱思想のないホテル環境】

2018年11月17日 06時59分32秒 | Weblog
きのう「オガールイン」の設計のことを書いたら
みかんぐみの竹内昌義さんと交流のある建築家の丸田絢子さんから
「設計者はたしか違うのでは」という申し入れをいただきました。
まぁ旅の合間のことなので、それほどわたしも調べてはいませんでした。
ただ、ホテルのご主人に「設計は竹内昌義さんですか?」と聞いたら
「あ、そう、そうです」という答だった。
みかんぐみHPのなかでも竹内さん、この建物に触れられていた。
で、そのように書いた次第でした。今度しっかり確認しますが、いまは
いろいろ旅程の立て込んでいるなかなので・・・。
と、いいわけであります(笑)。ふ〜〜。
でも設計者は不明でもなんか楽しいホテルでした。

で、本日はこれもビジネスホテルネタ(笑)。
本日は高速近辺の仙台市周辺のあるビジネスホテル。
あえてホテル名は書きません。というのは、残念感が強かったからです(泣)。
きのうのオガールインでは、大きなお風呂もあって、
その上、窓際は多少コールドドラフトを感じましたが
おおむね温度環境は悪くはなかったので、熟睡できた。
しかし、本日のこの写真のホテルでは「上下温度差」が強烈。
きのうはチェックインが夜10時頃だったので、
ホテルの方は部屋をエアコン暖房してくれていたので、
入った当座は「よかった、あったか」と一瞬思ったのですが、
二瞬目になってガッカリ感が募ってしまった。
室温は上がっているのだけれど、ベッドに入ったら隅々まで「冷たい」。
人間の熟睡にはカラダの「保温」が重要と言われます。
で、この冷たさが体温移動では追いつかないくらい根深い。
「あの、毛布ありますか?」とお願いして毛布も追加したのですが
なかなか保温状態までたどりつけない。
それでチェックして見たら、アタマの部分はたしかに温度が高いけれど
足下は相当に冷たいことがわかった。
典型的な「断熱不足」ですね。
ホテルには「エコ」だとかなんとかで、お風呂の蛇口に節水装置が付けられ
疲れていたので説明もろくに見ていなかったら、お湯もすぐに止まる。
日本のお風呂好きは暖房不足の変態形態なのだという話がありますが、
そういう「底冷え」からの回避策もままならない(泣)。
エコとかなんとか言う前に、だったら断熱くらいはちゃんとやれよ、
という内心の怒りがふつふつとしてきてしまった。
東北でも仙台や宮城は、地元よりも関東の常識が押しつけられている部分がある。
断熱という北国の常識が、このあたりでやや破綻してくるのですね。
室温は25度くらいまでエアコンは頑張っているけれど、
床面からしんしんと冷たさが襲ってきて、熟睡までほど遠い一夜でありました。
参った、しょがないなぁ・・・。
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