リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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臨床歯科医療 本質の再考

2012-09-19 09:07:41 | Weblog
ごぶさたであります。 いつものごとく更新サボっていました

今回は、当院に受診されてくる深刻な口腔内の悩みをもつ多くの患者の
症例の中から一つピックアップしました。
このような状態でこられた患者に対して、みなさんの医院ではどのように
対処していきますか。

臨床医療において 治療途中にも関わらず悩みを抱え、
比較的遠くから来院されてくる方に
初回に資料収集、コンサル、などだけといったものだけでよいわけがありません。
症例ごとの緊急性、難易性を考え患者は何を悩み、
ゆえ、最初に何を疑い、何をすべきか  考えてみてください。


(追伸)
以前 多くの悩み大きい患者の一人が、私にこんな風に訴えかけたことがあります。
『私の懐は少し湿っただけの布巾の状態なのでご考慮ください』 ・・・ん? つまり
前医の時に多くの費用を使い、私のところに来た時点では
ほとんど治療に捻出できる費用がないということらしいです…。
出せる費用が、濡れた布巾をしぼったとき最初水がいっぱいでるが、
少し湿った状態では少ししか水が出てこない、
という表現にして歯科に対する不安不信をこんな形で表現されてました。
医療が主に銭儲けのツールとなったとき、それはもう医療ではありません。