久しぶりに臨床例を。
全顎的に補綴処置がされていた症例の治療。
初診時レントゲンを撮ったとき、初期治療が大変時間がかかることが予想された症例であった。
一回の処置時間が平均1時間以上の時間をとっても(最高4時間の処置)、
暫間補綴を行う中で、歯周基本治療、再根管治療、顎機能治療、
保存修復治療、歯周外科治療などに結局1年3か月を要した。
あとは最終補綴へ移行するだけだが、全治療過程において
最終補綴にかかる時間は多くはかからない。
最終補綴までの過程が、とても労力がいることである。
しかしこのような症例をみると、ここまで補綴する必要があったのかが疑問である。
本当にほとんどの歯を失活処置する必要があったのか?
本当にほとんどの歯を補綴処置する必要があったのか?
歯科医療の本質は、『経営』でなくて『医療』である。
基本 私はあまりダメージをうけていない歯は、審美的理由でもフルカバレッジで補綴することは
好ましくないと考えている分、このような症例をみると倫理について考えてしまう。
ちなみにこのような全顎的に再根管治療から始めなければならない症例が
現在、何症例かある。。。。
全顎的に補綴処置がされていた症例の治療。
初診時レントゲンを撮ったとき、初期治療が大変時間がかかることが予想された症例であった。
一回の処置時間が平均1時間以上の時間をとっても(最高4時間の処置)、
暫間補綴を行う中で、歯周基本治療、再根管治療、顎機能治療、
保存修復治療、歯周外科治療などに結局1年3か月を要した。
あとは最終補綴へ移行するだけだが、全治療過程において
最終補綴にかかる時間は多くはかからない。
最終補綴までの過程が、とても労力がいることである。
しかしこのような症例をみると、ここまで補綴する必要があったのかが疑問である。
本当にほとんどの歯を失活処置する必要があったのか?
本当にほとんどの歯を補綴処置する必要があったのか?
歯科医療の本質は、『経営』でなくて『医療』である。
基本 私はあまりダメージをうけていない歯は、審美的理由でもフルカバレッジで補綴することは
好ましくないと考えている分、このような症例をみると倫理について考えてしまう。
ちなみにこのような全顎的に再根管治療から始めなければならない症例が
現在、何症例かある。。。。