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私の日常臨床 36 

2018-06-01 07:47:58 | Weblog
今回は動画で症例を紹介しよう
症例は右の顎角部の腫れたような痛みが主訴の30代女性
触診にて同部に強い痛みがあった。
このような事例、とりあえずで鎮痛剤や消炎剤、抗菌剤などを処方しても意味がない。
鎮痛剤で痛みを和らげたとしても、薬がきれたらまた痛みは起こるし
自然治癒はあるかもしれないが、原因を解決しないことには再発することは目にみえている。

診査したところ、原因は歯科的な領域での問題でこの部位に症状が起こっていることが
判断できたため、対処を行った。そしてすぐに結果はでる。
〈何を診査して、どのように処置をしたかはPGI名古屋会員にしか解説しない〉
即時に原因を的確に見抜く診断能力を身につけていることが
臨床歯科医の責務だと考える。

因みに歯科的要因を疑い、診査診断のために資料を収集することは
緊急処置を行い、症状が和らいでからでもできることである。

PGI(寿谷理論)の真髄はこのような事例でも発揮される。

動画記事(下をクリック)
 ↓
顎の腫れたような痛み