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2019年7月13、14日 ICOI日本学術大会

2019-07-15 08:02:09 | Weblog
先週末は国際インプラント学会(ICOI)の年次学会に参加してきた。
インプラント学会ではめずらしく今回は再生医療の話がメインであった。
歯の垂直性、水平性骨欠損に対して細胞シートを用いて骨再生を促す話や
インプラントにおける骨とのインテグレーションでなく、インプラント体への
歯根膜形成による歯と同等の状態を再現する研究など、
非常に興味がひかれる内容が多かった。
(親分いわく寿谷先生はすでにこの研究を晩年行っていたそうだが…)
しかし歯科大の最高峰である東京医科歯科大の研究はやはりレベルが高い。

今学会においては、親分(西川洋二)も資格更新セミナーの講師として
咬合の不調和、顎機能治療について1時間講演を行っておられた。

そして今年も私は一般口演を行ってきた。
医科歯科大や岩手医科大の医局の先生方のレベルの高い研究報告の中に交じり
開業医として症例報告をぽつんと行ったが、
今回の私の内容は、過去に論文や症例報告がされたことがない、いわゆる
誰も今まで公の場で提示したことがないであろうインプラントの補綴様式について
プレゼンを行ったが、予後9年という内容であったので
拝聴していただけた先生より、内容に驚いただけでなく、問題提起も深く、
これだけの予後があればツッコミ様がないと感想をいただいた。
また、座長の先生にもこれからのインプラントのトピックスになってくる内容であり、
非常に興味がひかれたというお言葉もいただけたことも幸せに思う。