リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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謹賀新年

2020-01-04 07:49:53 | Weblog
新年あけましておめでとうございます

新年最初は仕事はじめ前のお休み期間中に
提示する症例から治療計画について検討してもらいたい。

症例は55歳男性 会社員
左下の問題を主訴に来院された症例。
初診時同部はあまりに状態がひどかったので緊急処置として
抜歯処置を行った。以降、右下6も根尖病巣と動揺が2度以上みられたため
抜歯対象歯としたが、同部への欠損補綴は勿論移植処置が最適であったので
抜歯と同時に移植を行った。提示している口腔内写真はその時のもの。

さて、問題提起としてあげたいのは、左上臼歯部と左下7部欠損部を
どのように治療を行っていくかである。
左上臼歯部はこのままでは良くないことは分かること。
左上5はアンキノーシスが起こっている可能もある。
次に左下7部に関しては骨頂から下歯槽神経までの距離が短い問題がある。
両者とも色々な方法があると思うが、みなさんなら治療の手法として
何を行っていきますか?

ちなみに私がこの症例に行ったアプローチは、
今後ウェブで紹介しようかどうかは悩んでいる。
(PGI名古屋の月例会の症例検討会には出すつもり)

では、来週から診療が始まる先生方が多いと思いますが
いろいろ治療法について今週末は考えてみてください。
(私は今日から診療です)

2020年 
本年も皆様にとってよい年となることを祈念申し上げます 合掌