師走ですね 更新またすっかり忘れてました。
今回も症例を提示しよう。
症例は50歳の男性、両側臼歯部がしみてしょうがないという主訴。
上顎左右4~7臼歯部が冷たいものやエアーがあたると疼痛を訴える。
このような事例は知覚過敏処置として、しみどめなるものを塗布しても
原因解決にはまったくならない。明らかに別の問題が原因である。
先生によっては、犬歯の位置が原因でこのような症状が
起こっていると判断する方もおられると思う。
またTCHやブラキシズム、クレンチングが原因、と考える先生もおられるであろう。
私の見解としても、前述の点は確かに疑った。
しかし、ではどうしたらいいか? が問題である。
TCHやBRXなどの原因は生活習慣に影響されると一般的に言われているが
その問題が主因かどうかを慎重にみるべきである。
また、犬歯の位置が悪くても何十年もこの歯列で過ごされてきて
近年しみる症状がでてきたというなら、わざわざ理想咬合を目指して
矯正治療をする必要はないと考える。
私は私の考える通法の処置で、この主訴の症状を2週間ほどで改善させた。
いわゆる対象療法でなく主因と思われる事項に関して原因除去療法を行った。
その後、行った方がよいと思う箇所に介入処置を行い治療は終了した。
アカデミックな診査など何も行っていないし、難しいことなど行っていない。
見落とさることがとても多い問題について対処しただけである。
保険診療だけで十分に対処できた。
術前術後の写真を提示する。何を考えどうしたかは写真で観察してください。