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私の日常臨床 11 後半

2011-09-28 08:40:08 | Weblog
後半です

初期治療後 CTスキャンで上顎の欠損部骨量をみると
結構厳しいことがわかります。
どのようなオプションでインプラント補綴をするのがよいか。
いろいろ方法があるが、私が考えた方法で行ったゴールです。

また、下顎に関しては、臼歯部に対する対処も
術者によって大きく2分されると思います。
私の場合、#36は動揺1弱認めるものの、分岐部の骨が
温存されてることを考え、できる限り保存してあげたいと
考えました。 しかし#37も同様に考えてましたが、
ルートプレーニングを行っても一向に状態が改善されない、
また頬粘膜の張りが強いため、予後を考えたとき#36に
影響がでる可能性があると判断し、結局、EXTとなりました。

もうすぐ治療後2年目に入りますが、所詮まだ2年目。
インプラント治療だけでなく、どんな治療でも同じですが
治療終了直後の状態なんかは綺麗であたり前。 
大切なのは、その後が維持安定できているかです。




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