国際インプラント学会に参加するため先週末は博多へ。
九州大学のキャンパスにて行われたが
国立だけあって広大な敷地である。
今回の内容で少し驚いたことが、先だって寄稿した私の論文の中で
AIが診断まで行うようになる時代がくるかも、と記していたが
実際にAIがもう診断できるようになっているみたいであった。
そして、米国では人間の手のブレやミスがないということを掲げ
ロボットアームが患者の口腔内にインプラント手術を行う試みが
進行しているらしい。
なんてこったな時代が到来しているものである。
今回の学会では他に、移植や再植のことをトピックにあげられていた。
インプラントばかり考える前に歯の保存についても考えるべき、という内容。
このブログを古くから閲覧してくれている方々ならご存知の通り
私は10年以上前から、移植や再植については個人的見解や予後などを
色々紹介していたこともあるので
このテーマがインプラント学会で取り上げられることは大いに賛成である。
今後もこの様なトピックスをどんどん取り入れてほしいと願う。