りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

立山の成り立ち

2010-08-21 | 立山
天皇の御歌や万葉家人の大伴家持などの歌に詠まれるだけでなく、多くの人に感動を与え、富山県民のシンボルであり心の支えになってきた立山は「地形や地質の宝庫と言われています」についてのお勉強?ー富山県立山センター監修 立山の地形・地質よりー

立山がある北アルプス(飛騨山脈)は、70~80万年前ごろから準平原が隆起、その後風雨で侵食された。

約22~20万年前から立山に室堂山(2668m)に噴火活動が始まり、室堂平、弥陀ヶ原、美女平方向へ広がる。
約15~10万年前五色が原を作る溶岩活動
約10~9万年前 弥陀ヶ原台地(火砕流堆積物の厚さ500m)が形成
約9~4万年前 立山カルデラを取り囲む山々
約4万年前~現在 地獄谷やみくりが池は水蒸気爆発で形成 現在も「活火山」である。

浄土山(地下深くでできた花崗岩ー白い)左側と室堂山(火山の溶岩(黒い)右側


氷河地形=圏谷(カール)の存在(約2万年前の氷期)
国指定の天然記念物「山崎圏谷(カール)」立山直下にあるスプーンですくった地形とモレーン(堆石堤):氷河によって削られて土砂が運ばれ、堆積した丘のようなもの。


羊背岩と氷河のすり傷「氷河のさっ痕」


室堂平。立山火山でできた台地の室堂平には、水蒸気爆発による窪地が多い。


地獄谷 立山信仰:立山曼荼羅に描かれている。


お疲れさまでした。頭の休憩:昨日の立山 秋色のお花たち

オヤマリンドウ


ハンゴンソウがみくりが池の青と残雪に映えていました。



五福(大学前)で、何十年ぶりに、市電に乗り換えて(違ったのは冷房付きでした)集合場所の駅北口に向いました。
9月1~3日の八尾の「風の盆」で化粧されたセントラム(市内環状線)です。
コメント (8)
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