其処ハカとない日報

日々の生活出来事、備忘録と時々昭和レトロなネタも交え、そこはかとない不定期日報in鎌倉からお届け。

碍子と

2011-09-07 08:15:19 | レトロ、アンティーク

いうものをご存じでしょうか。リンキチです。
ベークライトの記事でも少しふれましたが
電器製品等で電線とその支持物を絶縁する
絶縁体として使用されているものです。
高圧電線の鉄柱上でもデカイのが使用されて
いますがそういうのぢゃなくてここでは
家庭用のレトロなひとたちを紹介。

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天井用菊型ローゼット。照明器具を取り付ける為の
配線接続部分です。現代では通常、この部分は
引掛けシーリングとなっている事がほとんどです。
引掛けシーリングなら照明器具の交換は簡単に
できますがこのような碍子ローゼットは直接配線して
あるので取付や交換は電気屋サン依頼となります

最近ではこの陶器のローゼットを模したいわゆる、
ふうタイプ(シーリングローゼットカバー)も
あるのですがやはり本物に拘りたかった。
周囲からの白い目?にも耐えつつ、
泣きながら導入依頼をしました、オレ。

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ヨメが書いた前回記事の照明でもあるように
キッチン上部に菊型ローゼットで昭和レトロな
アンティーク乳白ガラス電傘の照明を2つ
吊ってあります。やはり本物のほうが細かい
デザインが凝っていると思う、この菊型。

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和室天井には坊主型ローゼット。
つるっとした和尚さんタイプ

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染付陶器の碍子ローゼットはリンキチ
コレクション。の為、使用せず。

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耐熱レセップ。レセプタクルという器具です。
中古品を格安で入手。こちらも前回の照明記事
紹介してますがリビングの天井梁部に付けて
間接照明として活躍。

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碍子のソケットを使用した照明。解体時に外した
玄関灯内部ソケットにルイスポールセンの余った
配線を使って照明として作り直してみました。
まぁいわゆる裸電球ですけど

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次回の 古民家リノベ記録エピソード 記事にも
執筆予定ですが解体時に天井裏からノップ碍子を
使った昭和30年代当時物配線が出てきました!
解体前まで実際に使用可能だったハーネスです。

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リビング天井一部と寝室天井で小屋組を露わにして
この古い配線を見えるようにしてあります。
ちなみに現在この配線に電気は通っていません。

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ノップ碍子。はレトロインテリアとして
飾ってます。
JISマークがステキですね。変態ですね。

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解体時に回収した大量のノップ碍子と
碍管がストックしてあります。
ステキな変態ですね。

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そして元々あったブレーカー、碍子のヒューズBOX。
これだけ解体時に回収できなかったのが非常に残念。
現場で電気屋サンに会うタイミングがずれてしまい、
破壊、廃棄されてしまったようです
常人にはわかるまい。

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