ついて。RX-7(E-SA22C)はリンキチが好きで過去に
乗っていた東洋工業いわゆるマツダのRE(ロータリー
エンジン)車の代名詞とも言える車です。
なんて記事を作り出してたらタイミング良く?マツダからの
発表、ロータリーエンジン搭載車はもう作らない、撤退です、
のニュースが。もう作らないのかーRX-8も。
世界で唯一だったマツダのロータリーエンジン車がもう
生産されなくなってしまうという事、なんとなく寂しい感じです。
RX-7のデビューは昭和53年、それまでサバンナと
いえばサバンナRX-3でした。そのRX-3の後継車とも
いえるロータリー車として生まれ変わった車がこのサバンナ
RX-7 SA22Cなのです。一番上はRX-3のエンブレム。
RX-7デビューの頃、よく覚えています。小学生でした。
ちょうどスーパーカーがブームだった時代。あのサバンナの
後継車としてフルモデルチェンジ、というか新たなスポーツカー
デビューしたRX-7。なんといっても国産量産車において
初となるリトラクタブルライトを装備していたことが最大の
特徴です。そのリトラライトから生まれるスタイリングは
見た目だけでなく、実際に優れた空気抵抗値を実現する為
でもあるのです。
12Aエンジンは1ローターあたり573ccの排気量、これが
2ローターで573x2の排気量、単純に1146ccしかないの
ですがその構造ゆえの換算式にてレシプロエンジン車の
約1.5倍相当で12Aロータリーは1800ccクラスの
エンジンと同等になるとのこと。そして1tを切る軽い車重に
フロントミッドシップといわれるエンジンレイアウトにより実現した
当時としては理想的な前後重量配分でした。
そのステキなクルマは人生初のマイカーとなりました。
53年式カスタムを中古26万で購入、19歳の夏。 夏か?
バイト代を貯めて買いました。オールペン済のブラックです。
黒は以外とほこり汚れが目立ってこんなエピソードが。
月極め駐車場を借りてこの車を置いてました。この駐車場が
自宅から結構遠く、たまに原付に乗って駐車場まで行く事も
あったぐらいの距離でした。当然、洗車は頻繁に行えません。
ほこり汚れが付きます。駐車場は小学校の登下校路に
面しています。ある日、ほこりで汚れたRX-7のボディに
指で書かれたメッセージが。 「たまには洗車しなよ」
わかってるワーィ!クソガキめ。
このSA前期型セブンですがノーマルNAロータリーで
ターボモデルでもないのにその加速感といえばシート
バックに押さえ付けられるような強烈な加速が印象的でした。
しかーし燃費はチョー悪かったです。リッター4kmでした。
一度、ダイナモが故障した程度で大きなトラブルは一度も
ありませんでしたが2年ほどで赤いFCセブンに乗り換えて
しまいました。当時はまだ旧車に拘っておらず、ただ
ロータリー、セブンには拘りつつありました。