其処ハカとない日報

日々の生活出来事、備忘録と時々昭和レトロなネタも交え、そこはかとない不定期日報in鎌倉からお届け。

C100

2014-09-19 13:03:59 | C100カブ號

という古いバイク、
どうもリンキチです。

Hンダ技研工業の「スーパーカブ」
の先祖であるC100カブをメンテ、
とゆーか修理再生して走らせるまで
にしてみよう的なプロジェクト、
作業をおっ始めることにしました。
とはいえ、なかなかその作業を行う
時間も取れないと思うし、いつまで
掛かるかわからない無期限プロジェクト
ですがぼちぼちやっていくのでこれから
たまにネタになる予定。
ちなみにもう1台、ほぼ同年代のC92と
いうやはりHンダ技研工業のバイクも
同じような状態にあるのでそちらも
同時進行していく予定の旧バイク再生
プロジェクトです。


C100はHンダの原付バイク、スーパー
カブのOHVエンジン搭載の初号機
タイプのシリーズ。
1958年(昭和33年)のデビュー。
その後もスーパーカブはモデルチェンジを
重ね、進化し続けて現代に至ります。

この画像のC100のパネル、よーく見ると
間違い探しが。なぜかクラッチレバー的な
ものが付いてます。
クラッチなのか?、改造車なのか?
ミスプリントなのか。経緯不明です。

これはオプション(試作品)の左利き
仕様とか。左スロットルに左ブレーキの
オプションパーツが装着されている
写真のようです。


ALWAYS三丁目の夕日シリーズにも
たびたび登場してるC100スーパーカブ。
3作目の三丁目の夕日'64の画像です。
3輪自動車のホープスターに目が
いきがちですが手前にあるのが
茶色のC100スーパーカブ。


同「'64」の1シーン。茶川サンちに
来た電報局員は緑のC100で登場。


遡ってこの画像は2作目の
続・三丁目の夕日。C100の姿が。
でもよく見るとフェンダーに
原付2種ラインやピリオンステップ
(タンデムステップ)が付いている
から54ccのC105?
でも「続」の時代設定は1959年
(昭和34年)だからまだC105は
販売されていないはず。
販売開始直後のC100新車をもう
改造した?この他にもC100の茶カブが
走ってましたが同じく年代的に
茶色モデルはまだ発売されてない時代。
新車をオールペンした?


そして1作目のALWAYSにはC100は
出ていません。一応、映画の時代
設定は1958年(昭和33年)なので
C100が出ていてもまぁ問題ないの
ですが。
しかしこのシーンで写ってるのは
C100ではなく、Yマハ発動機の
メイト初期型、U5メイトのマイ
チェン後モデル、なのでデビューは
恐らく1967年(昭和42年)型。
多分古い昔のカブっぽいからという
感じで使ったんでしょう。
ちなみにU5メイトマイチェン前でも
デビューは1965年(昭和40年)。
この手のビジネスバイクでは
Hンダのスーパーカブが筆頭で
他メーカーよりいち早く市場を開拓、
独占していました。
なのでここはちゃんとC100を使って
ほしかったですね。

まぁこのメイトの件をツッコむ前に
鈴木オートのコ汚いMP型ミゼットが
1959年(昭和34年)からのモデル
なのでっていうのは有名な話。
せめてキレイな車体で登場して
いてもよかったのでは。


ウチにあるC100も緑。車体番号、
先頭アルファベットから判別した
ところ「N」から始まっているのは
1965年(昭和40年)2月の製造らしく。
今から約50年前です。
ほぼ欠品無しの状態、ですがレッグ
シールドに付いてるべきロゴエンブレム
は欠品。
C100はマイナーチェンジを繰り返して
いるので年式によって各部違いが
あったりします。


数年前までエンジンの掛かる
状態だったようですが今は不動車。
まずは動かす事を目標に。
そしてピカピカにレストアする
のではなく、やれた感じを
そのままに未再生原型車的な感じで
仕上げていく予定。
やはりこの年代の車体はピカピカに
するより当時的な雰囲気を
残してるほうがいい感じではない
でしょうか。めんどくさいだけ?
いやいや。


適度のヤレ感、サビてる感じが
味を出してます。汚いって
言わないで。
スピードメーターは100kmスケール。
50ccですけど?
そんなに出るの?おおらかな時代です。


最終型であろう三角の
おむすびテール。テール形状は
おおまかに4種類ほどに大別でき、
初期のものは鷲鼻、次にチビ角、
その次ピノキオ、そして最後が
おむすびなどと言われます。
形状からの俗称でさらにチビ角
とかで微妙に大きさが異なる
タイプが存在するとか。
このおむすび型は1964年後半から
生産終了、フルモデルチェンジ
する1966年までのタイプ。


サイドカバー部にイグニッション
キーがあったりします。
鍵はオリジナルではなかった。


スーパーカブ号 正式名称なんですね。

欠品はエンブレム以外、ほぼ無い
状態ですがメーターケーブルが
折れていたり、タイヤはひび割れ
まくり、バッテリー上がりで
スロットルの戻りが悪かったり、
タンク内サビてたりで課題は
盛り沢山。ぼちぼちゆっくり
やっていきましょう。
ゆっくりとしか出来ないし。

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