ようやくスティーブン・ウィルソンの新作のカセットテープ・ヴァージョンが届いた。
こちらは第一印象、とてもシンプルな作りである。写真のとおり、本体は白地のプラスチックに黒の印字。ジャケットも表はジャケ写と曲名、裏側はクレジットがあるだけで写真や歌詞はなし。昨年3月に予約を入れた時の価格は1300円台と安価だったので、あまり凝った形を意図してはいなかったのかもしれない。実は昨年末、竹内アンナ新作「AT4」もカセット版を出し購入したのだが、最近のテープは昔当たり前だったドルビー・ノイズ・リダクションのマークがない。その処理がなされていないようだ。これも時代の流れか。アナログ盤と同じA面6曲、B面3曲の構成である。「裏面にひっくり返す」ことを楽しみながら、改めて聴いてみよう。