・手順6: 「音を足す・音を引く」
今回初めてエレキギターのソロを本格的に入れてみた。使用したのはYAMAHAのSG2000で、今までの練習の成果を発揮する時であった。だが不慣れなためか、なかなか思ったようにいかない。おまけにハモリのあるフレーズを考えて何とか録音したのに、プレイバックしてみたら1音だけコードと一致していない!これは録り直しだ、と落胆した時にVariAudioのことを思い出した。ヴォーカルで修正ができるのだから、ギター音も同じでは? 結果として修正ができた。これも「魔法」の力である。
このように、オリジナル音源にはなかった新たな音を足していく作業はとても楽しかった。しかし調子に乗ると様々な音色による装飾に溢れ過ぎて、曲の骨格が損なわれやすい。そこで今度は不要と思われる音を削っていく。これがとても難しい。足すのは積極的にできるのだが、引くのはそうではない。まあ、これで商売をしているわけではないので、やりたいようにやって良いのだろうとは思うが、やりすぎない程度にまとめてみた。
・最後に: 「ミックス・ダウン」が最大の難関
‘86年の自分と共演する取組は一応の完結を見た。趣味の世界(=自己満足)とはいえ、ここで音源を紹介できないのは残念だ。(本ブログにはmp3などのファイルがアップできない?ので。)
最後に一言加えるなら、数多くなってしまったトラックをまとめるミックス・ダウンの作業がとても大変であるということだ。各トラックの音を最適な音質に補正し、それらをバランス良くまとめるのは、曲を作り演奏するのと別のスキルが必要であると今回つくづく感じた。それを専門とするお仕事の人がいるのも納得である。素人なりに今後はその辺も勉強していこうと思う。
さらにもう一言。ZOOMのR16はとても使い勝手の良い機材であることが今回の取組をとおしてわかった。
次は90年頃に244で録ったオフコースのI LOVE YOUを完成させたいと思う。
<追 記>
上では音源を紹介できないと書いたのだが、2年近くが経過した21年3月YouTubeに動画としてアップしました。あまり見られていないのですが、カセット録音ならではのLo-Fiなサウンドは気に入っています。よろしければどうぞご覧ください。
しっかりご本人の声を確認した次第。
演奏も、おぉ!と想わせる繊細な
感じがしました。
カラオケで謡いだけしかしない
SDTMとは違う世界を垣間見ることが
できました。
オフコースはキーが高く謡い辛いですね。
「君行く街へ」はしぶとく謡い続けて
います。
オフコースは大好きですがおっしゃるとおりオリジナルのキーは無理ですね。でもYES-NOもやりかけがあるので何とかしたいなと思っております。