かつてイギリスで制作され、日本ではNHKで放映されたパペット版TVドラマのサンダーバードである。子どもの頃の記憶では、エイトマンや鉄人28号などの一連のアニメは当然喜んで見ていたが、小学生になって好きだったのは「ウルトラマン」とこの「サンダーバード」であった。
この番組では何と言っても主体となるサンダーバード各号の航空機や秘密基地のメカに目が奪われる。男の子なら誰しも興奮するだろう。これほどの機材や基地をいったい誰が建造したのかなどという問いは野暮だ。国際救助隊への出動要請がなされ、部屋の中からジェフ・トレーシィの息子達がサンダーバードに乗り込み、そして発進するまでの過程を見るだけで目が釘付けである。そしてストーリーは絶体絶命の危機的状況をどう克服するのか、というハラハラドキドキ場面の連続であった。加えて、テーマ音楽はじめ重厚な劇判のクールさ。このドラマは今も子供心に帰ることができる貴重な作品である。
映像作品としてはLD版のリリースを経た後に02年にDVDボックス・セット1&2が発売された。当時チラシは手に入れたのだが、さすがに現物は高価でなかなか手が出なかった。後にヤフオクで少し安くゲットすることができたのではあるが、残念ながらディスクのレーベル面が特別仕様の初回限定盤ではなかった。各ドラマがノーカットで収録され、英語版の方は5.1chドルビーデジタルサラウンド音声という仕様である。吹き替えもTV放映時のまま中田浩二など耳に馴染んだ声優陣で、本当に購入して良かったと思えるセットであった。来年これのブルーレイ盤がとうとうリリースされるのだが、ビートルズのモノラル・リマスター・アナログ盤が今後発売となる見込の中、どうしたものかと迷ってしまう。
そんなサンダーバードに関して10年くらい前に、コナミからSFムービーコレクションと称して食玩がリリースされた。これには俄然購入意欲が掻き立てられ、全部揃えることを決心した。しかし、最初にあたったのが何とシークレットのペネロープだったので、1号がほしかった私は複雑な心境であった。これらの食玩は中身が不明で買わなければならないので一喜一憂である。結果として、重なるものも多くなるのだがなかなかコンプできない。そのうちヤフー・オークションでも多く出回るようになり、何とか揃えることができた。
その後、いくつかの種類の食玩がでたようだが、把握できていない。ただ、09年に発売されたエフトイズによるメカニック・コレクションを偶然ヨドバシカメラで見つけ、これには飛びついた。そして、何とこのシリーズはひとつもダブることなく、最低数の購入でコンプすることができたのだ。まじめに仕事をしていると、たまには良いこともあるものだ。息子が仮面ライダーの食玩を、限られた小遣いで少しずつコレクションしている姿を見て、それに共感しつつも大人買いをしてしまった自分であった。(下写真:サントラ盤等のアナログとCD音源~テーマソングは本当にかっこいいのでiPhoneの着信音にしている~、エフトイズのメカニック・コレクション全種)
この番組では何と言っても主体となるサンダーバード各号の航空機や秘密基地のメカに目が奪われる。男の子なら誰しも興奮するだろう。これほどの機材や基地をいったい誰が建造したのかなどという問いは野暮だ。国際救助隊への出動要請がなされ、部屋の中からジェフ・トレーシィの息子達がサンダーバードに乗り込み、そして発進するまでの過程を見るだけで目が釘付けである。そしてストーリーは絶体絶命の危機的状況をどう克服するのか、というハラハラドキドキ場面の連続であった。加えて、テーマ音楽はじめ重厚な劇判のクールさ。このドラマは今も子供心に帰ることができる貴重な作品である。
映像作品としてはLD版のリリースを経た後に02年にDVDボックス・セット1&2が発売された。当時チラシは手に入れたのだが、さすがに現物は高価でなかなか手が出なかった。後にヤフオクで少し安くゲットすることができたのではあるが、残念ながらディスクのレーベル面が特別仕様の初回限定盤ではなかった。各ドラマがノーカットで収録され、英語版の方は5.1chドルビーデジタルサラウンド音声という仕様である。吹き替えもTV放映時のまま中田浩二など耳に馴染んだ声優陣で、本当に購入して良かったと思えるセットであった。来年これのブルーレイ盤がとうとうリリースされるのだが、ビートルズのモノラル・リマスター・アナログ盤が今後発売となる見込の中、どうしたものかと迷ってしまう。
そんなサンダーバードに関して10年くらい前に、コナミからSFムービーコレクションと称して食玩がリリースされた。これには俄然購入意欲が掻き立てられ、全部揃えることを決心した。しかし、最初にあたったのが何とシークレットのペネロープだったので、1号がほしかった私は複雑な心境であった。これらの食玩は中身が不明で買わなければならないので一喜一憂である。結果として、重なるものも多くなるのだがなかなかコンプできない。そのうちヤフー・オークションでも多く出回るようになり、何とか揃えることができた。
その後、いくつかの種類の食玩がでたようだが、把握できていない。ただ、09年に発売されたエフトイズによるメカニック・コレクションを偶然ヨドバシカメラで見つけ、これには飛びついた。そして、何とこのシリーズはひとつもダブることなく、最低数の購入でコンプすることができたのだ。まじめに仕事をしていると、たまには良いこともあるものだ。息子が仮面ライダーの食玩を、限られた小遣いで少しずつコレクションしている姿を見て、それに共感しつつも大人買いをしてしまった自分であった。(下写真:サントラ盤等のアナログとCD音源~テーマソングは本当にかっこいいのでiPhoneの着信音にしている~、エフトイズのメカニック・コレクション全種)