MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

ランニングは故障せず走り続けてなんぼ。

2016-02-25 | 1日1ラン
 故障するたびに、ランニングは「いかに故障しないで続けられるか」ということに尽きるなあと思うのだ。

 市民ランナーにとっては、足・脚が痛いということになったら、まず走るのが嫌になってしまう。
 故障の程度にもよるけれど、走りすぎによる痛みだと、治るまでに1か月や2か月かかることは珍しくない。これは「痛いけど走ってしまう」からという面もあるが、あまり長く走らない期間を作ると筋肉も落ち体重が増え、あっという間に走れなくなり、思うようなランができず「楽しめない」ってなことにもなりかねない。

 ダイエット目的で走っているランナーも多いと思うが、経験上、短い距離でも毎日続けることが大事だと思う。何でもそうだけど、作り上げるのは大変だが、それをぶち壊すのはいともたやすい。

 トレーニング効果としても、週末だけ何十キロも走るより、毎日は無理でも中3日は開けないように走ったほうが良い--これは1週間が7日だからなんだけど--と思うし、事実、そんな間隔で走ると前のトレーニング効果が残っていて走りやすかったりするものだ。

 一方、レースに向けた練習、1秒でも速く走りたいランナーにとってはどうだろう? その場合でも、やはり普段の練習をケガなく続けられてなんぼである。

 何よりも、どれだけ練習してもレースの直前や当日どこかが痛くて思うように走れない状態になってしまったら、ことレース結果という点に限れば、それまでの練習が水の泡である。これが選手なら人生を左右しかねない。

 1か月も走れないような事態は、前述のとおりレースまでの練習計画を台無しにし、率直に言ってすべてやり直しになるといっても過言ではない。
 
 以前、日体大の主将だった服部翔太が「(レースで)無理して走って故障したからと言って自分は全然後悔していない。故障して(それを克服して)強くなると思うから」という趣旨のことを言っていた。それは事実だと思うけど(自分も同じように感じたことがある)、走りたいのに走れない期間はつらいし、不安もよぎる。

 というわけで、走るために最も重要なことは故障しないことに尽きる。そしてまた、あえて言えば、よほど注意していたとしても1つや2つの故障は避けられない。つまり注意もせずほっといたら、故障しまくりで走るどころではなくなるのではないかと思う。
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腸脛靭帯、ハムストリングの故障は下り坂と咄嗟の動きに痛む

2016-02-24 | ランニング障害・故障
 最近しばらく、左の腸脛靭帯からハムストリングに違和感がある。走ると5㎞程で痛みが少し強くなり、脚を引きずるような走りにならざるを得ない。

 平地を歩いている分には痛みはほとんど感じないが、階段を上がると痛む。下り坂を降りるとき、それから、たとえば気づかないで段差を踏んだり、人や自転車などにふと気づいて急な動きをしたり(夜は危険だ)した時の、想定外の急な動きでは、さらに痛みが増す。

 基本的には「走りすぎ」が原因とされる。大して走ってないのになあ。とにかく、これ以上ひどくなるとまずいので、ランの頻度を落とし(落ちすぎなのでこれはOK)、スピード系の練習しばらく控えることにしよう。
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残念。川内はどうやら、びわ湖には出ないみたいだなあ。

2016-02-23 | レース観戦・応援
 確かに、以前の川内みたいに、ゴール後意識朦朧で倒れこみそうになり係員に抱えられて連れていかれたから、少し心配はしていたが、青梅マラソンのゴール後のコメントがニュースになっていた。

 要するに、「青梅の結果を見る限り2週間後のびわ湖を走っても到底陸連の設定した2時間6分30秒以内で走ることは難しいと分かったので、ここで無理をして故障などするよりは、1年半後の世界選手権代表を目指したい」趣旨はそういうことのようだ。

 このブログに2日前に書いた通りで、それは現実的で合理的な選択で、よほどの、つまり奇跡的な出来事でも起きない限り、その通りだとは思うのだが・・・ファンとしては、やはり彼が、それでも、挑戦する姿を見たかったなあ(もちろん、ひょっとしたらという可能性を感じさせるからそう思うわけだ)というのが正直な気持ちである。

 ところで、まだはっきりと出ないといったわけでもないみたいだから、ひょっとしたら出走はするのかもしれない。

 都合が合えばコース上で応援したいと思っていた。川内が出ないなら、だいぶテンションは下がるけど、実は、このレース、ほかにも見たい選手が何人かいる。

 まずは、箱根の(前)山の神こと柏原竜二。柏原は私にとって「前」などではなく、箱根駅伝史上最大のアイドルにほかならない。彼の走りっぷりはタイムだけでは測れない。タイムももちろんすごかったけど。逆境で、信じられない力を発揮した。「神」とは思わないが、少なくとも常人の業ではなかった。しかも4年間連続でそれを見せつけた。

 社会人になってからは、けがや故障に悩まされ、思うような結果が出せていないし、昨今の駅伝での走りから、今回も結果については多くを望むのは難しいかもしれない。それでも、彼の走りを目の前で見られるなら価値があると思う。逆境こそ彼が力を発揮する場だから。

 それから、駒澤のエースで主将だった窪田忍も出走する。10分切れるかってところかな。もう一人、2013年のUTMFで日本人として初優勝を果たした原良和も走るようだ。レースの日本人本命は中本健太郎、藤原正和あたりだろうか。川内の永遠のライバル、セルオド・バトオチルも出場する。

 また、選手ではないが、設楽悠太がペースメーカーを務める。

 マラソンの調整はなかなかに難しく、調子がいいから、脚を休めたから、必ず結果がついてくるとは限らない。また、タイムは気象条件はもちろんレース展開、出場メンバー、レースの位置づけ、プライベート事情などに大きく左右される。体調管理をいくらうまくやっても、こうした諸条件すべてをコントロールすることは実質不可能だ。屋外で、2時間以上休みなしに同じ動作で動き続ける競技などほかにはない。それだけ、肉体はもちろん精神的なタフさが求められる競技なのだ。

 だから、まったくもって素人で部外者の勝手な願いにすぎないが、 

  川内、走ってみたら。

 そう言いたい。いったんは走ろうと思ったのだから。標準記録を超えるランナーは、ざっと見まわして今の日本にはいない。我々が見たことのない若いランナーのなかにはいるかもしれない。故障の癒えた今井正人が本調子まで戻して諸条件が整えばかろうじてその可能性があるかもしれない。
 そういう状況にあって、びわ湖で日本人トップで7分台なら十分選んだっていいんじゃなかろうか? オリンピックのマラソンは気候的にもタイムじゃないので、日本人だって勝負になる可能性はある。ベルリン・マラソンでの優勝よりは大いにチャンスがある。
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伊達さん、膝の手術されてたんですね。

2016-02-23 | ランニング以外のスポーツ
 最近、伊達さんの名前をニュースなどでも聞かないな、どうされてるのかな?と時々気になってましたが、とうとう膝の手術に踏み切られたんですね。今まで一度もメスを入れたことはないと言って、なんとか手術を回避してきたけれど、今回はアウトだったようです。

 復帰戦も岐阜でのカンガルーカップで観戦に行ったし、それ以外にもお目にかかる機会があったり、とても気になっているアスリートの一人です。プレーはもちろん、彼女の生きざまは多くの人に元気と勇気を送り続けてきました。

 無理を重ねてきた膝の状態は相当悪いらしく、再手術なしではトーナメントへの復帰はおろか、「それなりの」スポーツさえできなくなるということのようです。伊達さんは、一度テニスをやめたあと本格的にフルマラソンに取組み、3時間40分くらいで完走してたはずです。

 いつかまたコートに戻ってきた姿を見たいとも思いますが、そうじゃなくても、またあの元気な笑顔と姿がどこかで見れることを楽しみに待ちたいと思います。元気出して頑張ってもらいたいですね。

 詳しくはこちらのクルム伊達公子公式ブログをご覧ください。
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青梅と熊日から見えてくること。

2016-02-22 | 1日1ラン
 青梅マラソン熊日30キロロードレースの結果が出てたけれど、そのタイムを見て思ったこと。

 青梅はマラソンと言いながら30㎞。つまり、両方とも30㎞のレース。
 今回、青梅には我が川内優輝が参戦。2週間後に、リオ五輪出場をかけて、2度目のチャレンジとなるびわ湖毎日マラソンが控えている。2週間というのは微妙で、やや間隔が短い気もするが、川内のことだからよく考えたうえでの参戦なのだろう。
 結果は3位でタイムが1:32'40。

 一方、熊日30㎞のほうは、設楽啓太が優勝。タイムは1:30'45。啓太は2020東京オリンピックのマラソン代表、表彰台、金メダルを目標にしているはずだ。

 さて、コースやレース時の状況の詳細--アップダウンや風や気温など--がどうだったのかよくわからないが、彼らのタイムを見て思ったのだ。
 フルマラソンをキロ3分のイーブンペースで走ると、ゴールタイムは2:06'35。同じキロ3分で30㎞を走リ通すとタイムは1:30'00。距離が30㎞だとタイム計算が実にわかりやすい。
 つまり、啓太のタイムでもこれをオーバーしてしまっている。

 川内に至っては2分40秒もオーバーしている。川内の記録で、さらに12.195㎞--最もきつい終盤の10㎞あまり!--を同じペースで走ると2:10'20。川内のベストは2:08'14(2013・ソウル)。最後のサブ10は2014年12月の防府読売マラソンでの2:09'46(テレビで見たけどこれは圧巻のレース内容だった)。

 川内はもちろんびわ湖に向けた練習の一環に違いなく、疲労度合いやレース内容などベストを狙う身体の状態であるはずもないが、たとえば2時間6分台を目指すなら、上記のとおりキロ3分のペースを維持しなくてはならない。青梅のペースよりキロ5秒以上速いペースで、さらに12㎞を走る。一見そう難しくもないように思えなくもないが、このレベルでのさらなるペースアップはかなり難しい。

 この30㎞の結果を見ても厳しい状況は間違いない。ただ、絶対無理ってわけでもないと思う。これほどマラソンにかけた、マラソンが大好きな選手はそういないだろう。昔、ある先輩が「俺がそのことを誰よりも考えていることは間違いない」--だから、自分の考えと行動がきっと正しいはずだ、と言った言葉を今も思えている。

 川内は日本で誰よりもマラソンのことばかりを考えている人だと思う。道が開けますように。
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