香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

天国はまだ遠く

2008-11-09 19:40:53 | 本のこと
瀬尾まいこさんの『天国はまだ遠く』を読み終わり
加藤ローサちゃんと、チュートリアルの徳井さんが主演で
映画が公開される事を知って、瀬尾さんの原作なら
読んでみたいと思い、木曜日に散歩ついでにTUTAYAで購入
文庫で税込み380円・・・安い 薄い
会社につとめて色々な事がうまく行かなくて
自殺するために訪れた田舎の民宿で
自然な自分や、好きな事、やりたい事、自分の役割
色々な事がゆっくりと染み込んでいくさまが良かった
あとがきを読んだら、瀬尾さんて学校の先生だったんだ
2006年9月に丹後で現役の先生だったということは
今もそうなのかな。結構たくさん本を出していると思うけど
忙しい毎日だろうな

宮本輝さんの『約束の冬』再読終了
この本は、輝さんがあとがきに書いてあるように
このような人たちがいたらいいなと思える人たちばかりが
出てくるとてもやさしい小説
くもが懸命にお尻から糸を出して空を飛んでいく姿が
けなげで、自分の気持ちに素直で、潔くて
こんな風に生きていきたいと思う
何度も読んでしまう小説の中のひとつ

今日から毎週日曜には、仕事のための資格取得のため
学校に通っている(もういいかげんにしたい
久しぶりに試験なんぞを受けたので、肩が凝った
帰りには教材を山のように持たされ、おまけに雨が降り
酔ってもいないのにタクシーで帰宅してしまった
明日は、ちゃんと歩こうっと