香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

シザーハンズ

2009-06-09 19:54:12 | 映画のこと
昨日の夜、WOWOWでやっていた『シザーハンズ』
1990年の作品、そんな前だったんだぁ
手が鋏になっている人造人間エドワードの悲しい運命
ジョニー・デップの無表情ながらのあの切ない顔が
見ているだけでも涙が出そう
ハリウッド映画らしく、悪いやつはとことん悪いやつなんだけど
ストーリーも斬新なものではないけれども
人造人間だけど純粋な感情をもつエドワードと
エドワードを造った博士や、助けた家族達が素敵で切なくって
何年たっても、いい映画って何度も見たくなる
ジョニー・デップ、いいなぁ・・・・


先週、村上春樹さんの「1Q84」を読み終わってから
何冊か手にはとったのだけど、何も読む気になれず
やっと読み終わったのが、やはり春樹さんの
『1973年のピンボール』
風の歌を聴けから2作目で、2作続けて芥川賞候補にもなった本
当時の審査員の方々に受け入れられず、でも次回作はと期待されていたんだけど
次回作が『羊の冒険』で、短編中編とは言えず、候補にもならず
そのまま芥川賞とは縁がなくなったということ
世界中で認められている作家なのにね
同じようなことが吉本ばななさんにもいえているのかな
芥川賞とか良くわからないけど
自分がいいと思える本に出会うことがとても幸せだと思うし
自分でどう感じるか考えるかを大切にしていきたい