浅田次郎さんの『夕映え天使』
久しぶりの浅田作品
浅田さんの現代物はちょっと臭い、というか
泣かせようとする気がしていてちょっと敬遠がちだったのだけど
今回の短編集はすごくよかった
切なく、昭和の香りがするようだった
帯に書いている
人生って、そんなに捨てたものじゃありません。って
それにしてもちょっと辛いなって感じる内容だったけど
人の温かさややさしや、しゃいなところがそれぞれ描かれているようで
読み終わってふぅ~と安心する小説でした
浅田さんといえば、競馬競輪競艇ギャンブルでしょう
散歩コースの途中にいた競馬馬くん