掏摸(スリ) 2009-10-26 21:54:48 | 本のこと 中村文則さんの『掏摸』 王様のブランチで紹介された小説 中村文則さんの小説は初めて読みます 天才スリ師の主人公が、悪玉”木崎”におどされ 3つの仕事をこなさなくてはならない 主人公のスリを行う描写にドキドキして 暗い過去なのか思いなのかが苦く 木崎の冷酷さがおそろしい ダークな小説だけど 気持ちが前向きになる瞬間がある ダークな話だけど、読後感は悪くない 本の帯に ”悪の快感に溺れた芥川賞作家が 緊迫感とディティールで描く、 著者最高傑作にして驚愕の話題作!” って・・・中村さんご本人も苦笑いでした 今日、早めの誕生日プレゼントを頂きました お花をもらうなんて、とっても久し振り うれしいなぁ