香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

季節風 冬

2010-11-21 20:21:38 | 本のこと
重松清さんの『季節風 冬
12編の短編集 
重松さんはやっぱりうまいなぁ
ひとつひとつのお話が胸にきゅんとくるんだけど
「ネコはコタツで」は、今のわたしにはキツかった
田舎にいる父が急逝して一人暮らしをしている母を思う話
涙が止まらず、でも最後は人って強いなやさしいなと思える
冬のお話ばかりなのだけど、温かい小説集だった

今日の新聞広告に、久し振りに
『宮本輝全短編』が載っていたのを見て
輝先生の本をしばらく読んでいないなぁと思い
ベットサイドに置いておくことに決定
毎日新聞に連載していた小説が脱稿したとのこと
来年の春には、新刊で読むことが出来るかな 楽しみ

今日は正しい休日の過ごし方
ちょっといつもより遅く起きて、ざっと部屋を整えて
安住紳一郎の日曜天国を聞いて、新聞をゆっくりと見て
ブランチを食べて、買い物をして、本を読み、うたたねをする
ゆっくりと、でもあっという間に時間は過ぎてゆくのね
ブランチを食べ過ぎたので、
夜はこんにゃくと温かい生姜チップだけにして

今年のボジョレーヌーボーを飲んでいるのだぁ
昔、ボジョレーって美味しくないっていうイメージだったのだけど
去年、琥珀さんから頂いたボジョレーがとても美味しかったので
認識を新たにして、今年は自分で買ってみたけど美味しい
さて、長い夜、ゆっくりと映画でもみながら飲みましょ