中村勝男さんの
『もう一度、抱きしめたい』
脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま
生まれたときから脳性まひで、車イス生活をよぎなくされ、
一人では食事もできない。そんな著者が結婚し、生まれた
子どもはダウン症と診断された――。
「わが子がダウン症児として誕生したとき、ぼくは歩いた
こともないのに、膝から崩れ落ちていくように自分の感情
が壊れていくのを止められなかった。発狂してしまいそう
だった。障害者を取り巻く環境など、それを知り過ぎてい
る自らの記憶が忌まわしかった」
それでもわが子への愛情は日に日に大きくなり、不自由
な体で、NICU(新生児治療室)に入院する愛児のもとに通い続けた。
「ケンジはな ダウン星の王子なんだ……でも王様に何かあったら
ダウン星に帰らなきゃいけないんだ」
共に障害者という父と子の、432日――
短くも濃密な1年2ヶ月を綴った感動の記録。
作家の宮本輝さんが宮本輝公式HPで、
友人の中村勝雄さんの本ということで紹介してくれた本
この本を読んで知ったのは、中村さんが重度の障害を持っていて
3歳まで生きられないと言われたのだけど、お元気で50歳になられていて
脚本、小説、エッセイなどを書いたり、沢山の講演をされている方だということ
初めての新聞エッセイを頼まれた時は、宮本輝さんの
『命の器』と『二十歳の火影』を教科書として読んだとのこと
宮本輝さんに友人と言われて、嬉しいだろうなぁ
この本は、中村さんが結婚することから、長男の賢ちゃんが生まれ
たくさんの悲しみや苦しみや戦いの中から生まれた歓びと
ダウン星に逝ってしまったあとのことまでが
中村さんの正直な気持ちのまま書き綴られていた
簡単に泣いたりしないで、ちゃんと読もうと決めていたけど
途中、何度も読み続けられなくなった
でも、そんな中で、中村さんの強さと明るさが素晴らしかった
明るさはその人の財産なんだなぁ
読んで、よかった
『もう一度、抱きしめたい』
脳性まひの僕に舞い降りたダウン星の王子さま
生まれたときから脳性まひで、車イス生活をよぎなくされ、
一人では食事もできない。そんな著者が結婚し、生まれた
子どもはダウン症と診断された――。
「わが子がダウン症児として誕生したとき、ぼくは歩いた
こともないのに、膝から崩れ落ちていくように自分の感情
が壊れていくのを止められなかった。発狂してしまいそう
だった。障害者を取り巻く環境など、それを知り過ぎてい
る自らの記憶が忌まわしかった」
それでもわが子への愛情は日に日に大きくなり、不自由
な体で、NICU(新生児治療室)に入院する愛児のもとに通い続けた。
「ケンジはな ダウン星の王子なんだ……でも王様に何かあったら
ダウン星に帰らなきゃいけないんだ」
共に障害者という父と子の、432日――
短くも濃密な1年2ヶ月を綴った感動の記録。
作家の宮本輝さんが宮本輝公式HPで、
友人の中村勝雄さんの本ということで紹介してくれた本
この本を読んで知ったのは、中村さんが重度の障害を持っていて
3歳まで生きられないと言われたのだけど、お元気で50歳になられていて
脚本、小説、エッセイなどを書いたり、沢山の講演をされている方だということ
初めての新聞エッセイを頼まれた時は、宮本輝さんの
『命の器』と『二十歳の火影』を教科書として読んだとのこと
宮本輝さんに友人と言われて、嬉しいだろうなぁ
この本は、中村さんが結婚することから、長男の賢ちゃんが生まれ
たくさんの悲しみや苦しみや戦いの中から生まれた歓びと
ダウン星に逝ってしまったあとのことまでが
中村さんの正直な気持ちのまま書き綴られていた
簡単に泣いたりしないで、ちゃんと読もうと決めていたけど
途中、何度も読み続けられなくなった
でも、そんな中で、中村さんの強さと明るさが素晴らしかった
明るさはその人の財産なんだなぁ
読んで、よかった