香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

フリン

2013-02-11 22:01:05 | なんでもない話
椰月美智子さんの『フリン』

 高校生の真奈美は、カレと入ったラブホテルで、自分の父親が
 同じマンションに住むOLの葵さんと一緒に歩いているのを目撃
 してしまう(「葵さんの初恋」)。元カレと逢瀬を繰り返す主婦、
 人生最後の恋に落ちた会社員、壮絶な過去を持つ管理人の老夫
 婦・・。ある川辺に建つマンションを舞台に繰り広げられる反
 道徳の恋。愛憎、恐怖、哀しみ・・様々なフリンの形を通じて、
 人と人の温かさ、夫婦や家族の関係性を描ききった連作短編集。


椰月美智子さんは、『しずかな日々』『るり姉』と、3作目
2作とも好きな小説だったので、迷わず買って読んでよかった
「フリン」という「婚外恋愛」を描いているのだけど
ドロドロしたところはなく、普通の恋愛と変わらないような
色々な男女の関係が、静かに素直に、ちょっと辛辣に描かれている
そして、ちょっと切ない気持ちになってしまう

椰月さんのインタビューの抜粋が掲載されているのだけど
20代30代前半のころは、50代以降の親世代が恋愛するのが考えられません
でした。恋は若い人の特権だと思っていたんです。でも年齢を重ねたいま、
そうではないと知りました。いくつになっても人は恋をするし、恋するこ
とで人生が変わってしまうこともあるのだ、と。・・・


年をとる、重ねていくことって、つらいことも多いけど
その分、思いがけない素敵なこともあったりして、
わからないものだけど、いまこうしていることをしあわせだなと思います

今日は2回目のブログ更新で、午前中は予定通り
1時間くらいをゆっくりと円山方面まで走ってきました
まだあまり無理しない方がいいので、ゆっくり転ばないように
帰って来たら、思った以上に疲れたようで少し寝てしまって
午後は、ぷらっと散歩に出て
前から気になっていた珈房 サッポロ珈琲館へ行って読書タイム
 
午後のコーヒーというブレンドとおかわりも頼んで
ゆっくりとした時間を過ごすことが出来ました
お店は、珈琲豆やクッキーやケーキなどが置いてあるスペースを
通り越して、喫茶スペースに入ると、大きなカウンターと
色々な形のテーブルが置いてある、広い店内でした
喫煙スペースと禁煙スペースがゆるやかにわかれていて
お客さまが結構入っていました
珈琲もおいしいし、お店の雰囲気もよかったので
休日や、仕事終わりの気分転換のいい場所見つけたなぁという感じです

Strawberry Patch Faerie

2013-02-11 09:02:08 | なんでもない話
毎年この時期は、雪まつりを見に行っていましたが
今年は、ずっと良くならない咳のこともあり
遠くから見ているだけにしました すごく混んでいるしね・・・

ちょっと前になるのですが、大倉山月見想珈琲に行って来たのです
ちょっと山の方にあって、周りの景色が気持ちのいいところです

お店の中は落ち着ける感じで素敵なところだったのですが
入り口のポーチに

うさぎの足跡
お店の中には、雪うさぎや動物の写真がたくさんあったので
きっと、工事中にうさぎが遊びにきて足跡つけちゃったんだな

土曜日には、お仕事関係の方にお食事に誘って頂いていたので
少し早めに家を出て、本屋さんをプラプラしたり、
バレンタインデー用のお菓子を買ったり、お茶したりして
地下歩行空間を歩いていたら
空知地方の食べ物と観光のPRをしていました
『そらいち』というガイドブックとアプリがあるのです →こちら

誘って頂いたすすきのの「有明 鳥よし」というお店は
都通りにあるカウンターとテーブル2つのこじんまりとした焼き鳥やさん
コースで出て来た焼き鳥がおいしかったです
  
めったに集まらないようなメンバーでのお食事会となり
初めてお会いする方、初めてちゃんとお話する方との出会いもあり
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました

Strawberry Patch Faerie(ストロベリー・フェアリー)

繊細で綺麗な色使いの可愛い子が、うちに仲間入りしました

3連休最後の今日、寒いけど晴れました
咳も治まっているので、ちょっと外を走ってこよう