香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

卵一個ぶんのお祝い。

2014-09-05 20:17:40 | 本のこと
川上弘美さんの
東京日記『卵一個ぶんのお祝い。』



東京近辺でだけ売っている雑誌
「東京人」に連載している日記の
2001年5月号~2004年4月号ぶんを
まとめた、東京日記第1号です

現在も続いていて、
ネットで少し読むことは出来るのですが
最初から読みたいなと思って
図書館から借りてきました

いやぁ、川上さんの発想が・・・
ぷっと吹出すこと何回も
素直に、正直に、楽しくて
うん、いいんだいいんだと変に納得したりして
すっかりこのシリーズのファンとなりました

そして、ずっと予約していてやっと借りれた
『世界で最も美しい書店』



Facebookで9万人以上にシェアされた話題のブログを書籍化。
ヨーロッパ、アメリカ、南米、アジアの名店20店を
撮り下ろしによる美しい写真と、
実際に取材を行ったジャーナリストの文章、
そして、本好き、本屋好きを自認する識者たち
自らの本屋体験を綴ったコラムを掲載し、
その魅力的な空間にせまる。


なんか、もう、よだれもの本屋さんばかり
今年の1月に代官山蔦屋店で少し読んでいたのですが
その代官山蔦屋店も載っています
エーゲ海の旅行者が泊まりながら本屋の手伝いもする奇跡の書店
イギリスの古い駅舎を書店に生まれ変えたバーターブックス
ベルギーの仕事帰りにおいしいワインと料理を堪能し
思い思いの本に出会えるクック・アンド・ブック
あのシェークスピア・アンド・カンパニーも

ひとつひとつの書店が独創的で楽しい。行ってみたい



前に行った、ローマの本屋さんでは
全然、読めないくせに、ずっと本を見て歩いたことを思い出しました
六本木の青山ブックセンターに似た雰囲気のお店で
当時、流行っていた「ハリーポッターと賢者の石」の
飛び出す絵本と本を自分用にお土産に買って帰ってきました

そして、ニューカレドニアの小さな小さな本屋さん
入るのにちょっと勇気がいたけれど
入っても、ほっておいてくれる雰囲気で
ずっと本棚を見ていたら、
やっぱりハリーポッターシリーズと
よしもとばななさんの本を見つけて
うれしくなって買ってきたことを思い出しました
そうやって買ってきた本は
全然、読めないけれど、大切に本棚にあります
わたしの本棚も、わたしの小さな書店かも



今年の夏は、バルコニー菜園も花壇も
作らなかったのですが
今日から机の前の出窓に仲間入りした
ヒベリカム
寒さにも強く、越冬するようなので楽しみです