香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

あん

2015-05-14 21:04:48 | 本のこと
ドリアン助川さんの『あん』



町の小さなどら焼き店に働き口を求めてやってきたのは、
徳江という名の恒例の女性だった。
徳江のつくる「あん」は評判になり、店は繁盛するのだが…。
「生きる意味」とはなにか。
深い余韻が残る、現代の名作。


久しぶりに本屋さんで出会ったドリアン助川さんの小説
5月30日に公開する映画になるそうですよ
とても読みやすい文章と構成で
さくさくと読めてしまうんだけど
徳江さんの存在や言葉に何度も立ち止まります
千太郎の正直なやさしさに胸がいたくなります
意外な展開に、辛い気持ちをもったまま
最後まで、「幸せになって」の祈りの気持ちで読み進めました
映画も、よさそうですね

    

気がついたら、仕事のいろいろなことを考えているこの頃
でも、なんとか気分転換して、気持ち切り替えてやっています
休み時間とか、ちょっとした隙間の時間に読んでいるanan



久しぶりに購入しましたが、
たくさん、興味深い本が紹介されていて面白い
お笑い芸人が表紙を飾ったのは初めてだそうな