香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

うちのMacBookくん

2015-05-24 22:01:09 | 本のこと
この頃、うちのMacBookくんが
ご機嫌ななめのことが多くて
パットが感度悪かったり
今週末は、Wi-Fiに繋がらなくなりました
丸6年使っているんだけど、、、

先週は、毎日遅くて、MacBookくんを開いて
ブログをアップする気力がわかずに、
そんなんも、ご機嫌ななめの原因

そんな中、寝る前には本を読まないと眠れないので
読んでおりました 小説とコミック

北村薫さんの
『太治の辞書』



時を重ねて変わらぬ本への想い……
《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

芥川の「舞踏会」の花火、太宰の「女生徒」の“ロココ料理”、
朔太郎の詩のおだまきの花……その世界に胸震わす喜び。
自分を賭けて読み解いていく醍醐味。
作家は何を伝えているのか――。
編集者として時を重ねた《私》は、太宰の創作の謎に出会う。
《円紫さん》の言葉に導かれ、本を巡る旅は、作家の秘密の探索に――。
《私》シリーズ、最新作!


北村薫さんのこのシリーズは20年ぶりくらい?
主人公の《私》は、結婚して一人息子がいて
大好きな本を作る仕事をして、相変わらずの読書オタク
いろいろな作家さんや作品の話が出てきて
わからないことの方が多いという、かなりマニアな本

池永陽さんの
『珈琲屋の人々』ちっぽけな恋



あることで人を殺した喫茶店『珈琲屋』の主人・行介。
行介の幼馴染で、かつて恋人だった冬子。
ふたりの、互いを大切に思う気持ちを軸に、
東京のちいさな商店街に暮らす人々を描いた連作短編集。
連続テレビドラマ化もされ、多くの指示を集めた
『珈琲屋の人々』続編。
この物語を読み終えると、
きっと暑いコーヒーが飲みたくなる…。


現実にありそうな事件や物語なんだけど
行介の人柄と、「人を殺してしまった」過去が
つらいけど、解決へと導いたり、人を勇気つけたりする
ドラマで高橋克典さんが行介の役をやっていて
とてもよかったので、読んでいても格好いい行介さんになってしまった

室積光さんの
『至上最強の内閣』



北朝鮮が、日本にむけた中距離弾道ミサイルに燃料注入の報が! 
中身は核なのか? それとも……。
支持率低迷と経済問題で打つ手なしの政権与党・自由民権党の浅尾総理は、
本物の危機に直面し「本当の内閣」に政権を譲ることを決意した。
アメリカすら「あないな歴史の浅い国」と一蹴する京都出身の二条首相は、
京都駅から3輛連結ののぞみを東京駅までノンストップで走らせたかと思えば、
その足で皇居に挨拶へ。何ともド派手な登場の二条内閣は、
早速暴力団の組長を彷彿とさせる広島出身の防衛大臣のもと
「鉄砲玉作戦」を発動したのだが、果たしてその結果やいかに? 
「こんな内閣があったら……」
笑って笑って、涙する、史上初の内閣エンタテインメント! 


小説だからと思いながらも、リアルで笑える
本物の内閣陣の名前も、歴史上の人物をかけていて
その人たちの性格や実績にもかけていて
面白くって、スカッとしました
こういうエンタテイメント小説って気持ち良い

山下和美さんの
『ランド』



その村では人は必ず50歳で死を迎える。

村人を縛るしきたり、「あの世」と呼ばれる山の向こう。
双子の姉を生け贄に捧げられた少女・杏。
獣の皮をかぶった役人達が取り仕切る「この世」と呼ばれる村で神に見守られて暮らす人々。
そして、不思議な山の民。
杏が見つめる先には希望も絶望もある。

この物語で描くのは、山下和美が抱く、日本という国への不安。


新聞の書評で知ったコミック
山下和美さんといえば、「天才!柳沢教授」とか
絵も内容も好きなので、面白そうだなと期待
そして、期待は裏切られませんでした。
続きがあるようなので、楽しみ



金曜の夜は、Yukoさんと久しぶりにお食事
西18丁目駅近くのネジ式
旬の野菜をたくさん使ったお料理をいただき
ほどほど、お酒もいただき
帰りに、おうちに寄せていただき、蕎麦茶をいただき
久しぶりに師匠にもあって、おしゃべりして
楽しい時間をゆっくり過ごせたよ~

昨日、今日と、良いお天気だったのですが
なんか、走る気になれず、今日の午後になって腰をあげました
農試公園、琴似発寒川、左股川と走っていって
ふっと、走れるような気がして小別沢の方へ
しかし、小別沢トンネルの前で失速、そして歩き
やっぱり、痩せなきゃだなぁ