香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

君の膵臓をたべたい

2015-07-04 06:53:36 | 本のこと
住野よるさんの
『君の膵臓をたべたい』



偶然、僕が拾った1冊の文庫本。
それはクラスメイトである山内桜良が
綴った、秘密の日記帳だった===


ドキッとするタイトルにきれいな表装
おもわず、手にとって読んでみました
読みやすく、するっと入れる文章
でも、言葉の選択が、規定外
会話のテンポ、言葉選びも少し何かずれている
それでも読み続けるのは
そこに流れるやさしさや正直さを感じる
そして、人を信じたくなる
読後、きっとこのタイトルに涙する
と帯に書いていました
タイトルに涙したわけではないけど
確かに、静かに静かに泣きました
ちょっと劇的すぎるかなという気持ちもあったけど
それがなんだ、と思えるような小説でした

    

今日は、東京からお友達が来て富良野に向かいます
あいにくのお天気、どうなることかな
いってきます