村田沙耶香さんの
『しろいろの街の
その骨の体温の』
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第26回三島由紀夫賞、第一回フラウ文芸大賞受賞作の文庫化。
クラスでは目立たない存在である小4の結佳。
女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、
習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、
次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、
ある日、結佳は伊吹にキスをする。
恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら
彼らは中学生へと進級するが――
少女の「性」や「欲望」を描く、静かな衝撃作。
三島由紀夫賞を取ったり、書評を読んだりしていて
ずっと気になっていた本が文庫化
帯は西加奈子さん
読み始めて、後悔
それは、この本は面白いけれど
自分としてはあまり思い出したくないし、考えたくない
そんな世界を見せられる本なんだと直感したから…
中学生の時の、グループごとの階級のようなもの?
わたしの時代にもやっぱりあったな
そんな自分のいる世界を、俯瞰から見ているような主人公
何もかもわかっているつもりで、でも違う
人はそれぞれだし、正しいものなんてないし
あの時代、みんな正しくないのかもしれないよ
苦しみの中から、どんな形であれ、一歩踏み出した形で
物語が終わっていることが救い
グロテスクというかリアルな表現に胸を痛めながらも
なかなか途中で本を閉じることができず、
一度閉じたら、開くのに勇気がいる本だった
読み始めた時の後悔は、読み終わってもモヤモヤしていたけど
こういう時代のことを、いつになったら冷静に思い出せるのかな
力強い、いい小説でした
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雨予報の1日だったけど、夕方まで曇り空だったので
新川通を走る予定を決行
突然の雨のために薄いベストを着ていたのと
雨が降りそうな湿気の強い天候で、
すぐにヘトヘトになりながらも、
道マラの折り返し地点まで走りました
北大や円山を走っている時にすれ違うランナーさんは
あまり挨拶や会釈などしない方々が多いので
いつも、軽く会釈するくらいですれ違っていたのですが
新川通を手稲区に入ると、すれ違うランナーさん90%が
みなさん、挨拶してくれるんですよね
声をかけてくれたり、手を上げてくれたり、会釈したり
これって、なんだかとっても力をもらえます
道マラに向けての練習仲間みたいな意識なのかな~
ヘトヘトになりながらも、うれしい気持ちになって
なんとか往復してハーフの距離… 30km走れや!と自分にツッコミ
『しろいろの街の
その骨の体温の』
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第26回三島由紀夫賞、第一回フラウ文芸大賞受賞作の文庫化。
クラスでは目立たない存在である小4の結佳。
女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、
習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、
次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、
ある日、結佳は伊吹にキスをする。
恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら
彼らは中学生へと進級するが――
少女の「性」や「欲望」を描く、静かな衝撃作。
三島由紀夫賞を取ったり、書評を読んだりしていて
ずっと気になっていた本が文庫化
帯は西加奈子さん
読み始めて、後悔
それは、この本は面白いけれど
自分としてはあまり思い出したくないし、考えたくない
そんな世界を見せられる本なんだと直感したから…
中学生の時の、グループごとの階級のようなもの?
わたしの時代にもやっぱりあったな
そんな自分のいる世界を、俯瞰から見ているような主人公
何もかもわかっているつもりで、でも違う
人はそれぞれだし、正しいものなんてないし
あの時代、みんな正しくないのかもしれないよ
苦しみの中から、どんな形であれ、一歩踏み出した形で
物語が終わっていることが救い
グロテスクというかリアルな表現に胸を痛めながらも
なかなか途中で本を閉じることができず、
一度閉じたら、開くのに勇気がいる本だった
読み始めた時の後悔は、読み終わってもモヤモヤしていたけど
こういう時代のことを、いつになったら冷静に思い出せるのかな
力強い、いい小説でした
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雨予報の1日だったけど、夕方まで曇り空だったので
新川通を走る予定を決行
突然の雨のために薄いベストを着ていたのと
雨が降りそうな湿気の強い天候で、
すぐにヘトヘトになりながらも、
道マラの折り返し地点まで走りました
北大や円山を走っている時にすれ違うランナーさんは
あまり挨拶や会釈などしない方々が多いので
いつも、軽く会釈するくらいですれ違っていたのですが
新川通を手稲区に入ると、すれ違うランナーさん90%が
みなさん、挨拶してくれるんですよね
声をかけてくれたり、手を上げてくれたり、会釈したり
これって、なんだかとっても力をもらえます
道マラに向けての練習仲間みたいな意識なのかな~
ヘトヘトになりながらも、うれしい気持ちになって
なんとか往復してハーフの距離… 30km走れや!と自分にツッコミ
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