香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

中野のお父さん

2015-09-22 20:47:23 | 本のこと
北村薫さんの
『中野のお父さん』



〈本の達人〉が贈る新名探偵シリーズ

体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、
出版界に秘められた《日常の謎》!

□「応募してませんよ、わたしは」
新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車)
□「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」
ある大物作家に宛てた女性作家の手紙には愛の告白が?(幻の追伸)
□「わたしは殺人事件の現場に行き合わせることになったわけです」
定期購読者の話を聞いているうちに思いもよらない事態に?(茶の痕跡)

ほか、大手出版社の文宝出版を舞台に繰り広げられる
8つのミステリーの推理の結末やいかに……。
〈円紫さんと私〉〈覆面探偵〉〈ベッキーさん〉シリーズほか、
多くのファンを唸らせてきた名手による、新たな名探偵コンビが誕生。


文藝春秋さんのHPの文章(↑)に書いてある通り
北村薫さんらしいミステリー
無神経にあまり考えずにいたら、通り過ぎちゃうような謎
そこまで掘り下げるの!というほど掘り下げていたり
ちょっとついていけない推理も少しあったりして
表紙が益田ミリさんというのが、よかったな



今朝の朝ランはいつもと逆方向から北大へ走ったので
帰りはいつもと逆の歩道を走ったら、
ナナカマドのトンネルがありました
お天気はいいけど、涼しくて気持ちのいい時間だった