香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

三鬼

2017-01-08 21:06:07 | 本のこと
宮部みゆきさんの
『三鬼』三島屋変調百物語 四之続



江戸の洒落者たちに人気の袋物屋、神田の三島屋は
”お嬢さん”のおちかが一度に一人の語り手を招き入れての
変わり百物語も評判だ。訪れる客は、
村でただ一人お化けを見たという百姓の娘に、
夏場はそっくり休業する絶品の弁当屋、
山陰の小藩の元江戸家老、
心の時を十四歳で止めた老婆。
亡者、憑き神、家の守り神、と
あの世やあやかしのものを通して、せつない話、
こわい話、悲しい話を語り出す。
「もう、胸を塞ぐものはない」それぞれの身の処し方に感じ入る。
聞き手のおちかの身にもやがて、心ゆれる出来事が…。


三島屋シリーズ第4弾
特集HPは → こちら

宮部さんの江戸ものは、いや現代物もかな
どこか切なく真摯で、特に三島屋シリーズは大好き
おちかが、少しづつ再生していき美しくなっていって
今回、また大人になり、切ないけど夢も希望もある姿が力強い
周りの人たちも、去る者もいれば来るものもいて
いつまでも続いて欲しいシリーズ

こうの史代さんの
『さんさん録』

 

妻に先立たれた男、参平に遺された一冊の分厚いノート。
それは、妻・おつうが記した生活レシピ満載の『奥田家の記録』だった。
主夫として第二の人生をスタートさせた、さんさんの未来は、ほろ苦くも面白い! 
『夕凪の街 桜の国』で大ブレークの著者が放つ、ほのぼのコミカルストーリー! 

映画『この世界の片隅で』を見た後、コミックを再読して
こうの史代さんの世界観が好きで好きで、
ふとしたきっかけで、このコミックを知って即買い
ほのぼのさ満載で、毎日の生活を丁寧に送りたくなる
肩肘張らず、のんびりと、人に優しく生きていきたいと思う
まだ続きがあるのかなぁ

    

気がついたら年が明けて1週間
今年もよろしくお願いします

年明けから、実家のテレビが壊れて初売りに行き
なんだかバタバタと正月休みを過ごして仕事へ
年末から覚悟はしていたけど、バッタバタの2日間で
土曜日は午後から体が悲鳴をあげてしまって
ゆっくりと寝たり本を読んだり、、、
今日はいいお天気だったので、少し走ったのだけど
すっかり体が重くて、さっさと切り上げてちょっと仕事
午後から、ふらふらとウインドウショッピングのつもりが
バーゲンセールでついついお買い物



帰り道、北海道立図書館を安藤忠雄さんがリノベーションした北菓楼へ



やっと来たという感じ



おかきを買って、2階のカフェでゆっくりしたかったけど
待ち時間ありだったのでそそくさと帰って来た
待ってまでカフェに入りたくないしな
いつか、ゆっくり入れたらいいなぁ