香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

転々

2009-04-16 06:00:26 | 映画のこと
昨日、早めに家に帰ってきて見た『転々』
オダギリジョー主演、三浦友和、小泉今日子、
岩松了、ふせえり、松重豊、他多数の方々の出演
テレビの「時効警察」の監督さんが作った映画で
東京のあちこちをオダギリジョーと三浦友和が訳あって散歩する映画
日頃何気なくしている人の習性や、不思議に思っている事や
自分ではこだわっている事の他人から見たおかしさなど
ぎゃははっと笑う感じじゃなくって、
じっと見て少し時間たってからぷっと吹き出す感じのおかしさ満載
私は好きだなぁ、こういう映画

局アナ

2009-04-16 06:00:00 | 本のこと
PodCastで安住紳一郎の「日曜天国」を聴いてから
安住さんの絶妙な語りにはまって、
PodCast1回目放送からダウンロードしたりしていて
どうして北海道では放送していないのかなぁと残念に思っていた
「日曜天国」のHPで安住さんが本を出している事を知って
本屋さんを捜したのだけど、3年近く前の本なので見つけれず、
Amazonから購入して読んだのが『局アナ 安住紳一郎』
ラジオが始まる前、お昼のワイドショーやバラエティなどをやり
今と変わらず忙しい毎日を送っている安住さんが
テレビ誌「テレバル エフ」に頼み込まれて連載していたもの
ちょっと毒舌の安住さんの思考回路がおもしろい
すぐ読み終わってしまうので、なんだか物足りないよ
バラエティとかの司会をしている安住さんにはそんなに興味ないけど
ラジオやエッセーなどの安住さんは好きだなぁ

今朝、5時過ぎに起きて窓の外をみたら雪が降っていた
寝ぼけてんのかと思った・・・
もちろん4月の雪なのでちらほらだけどね 寒そうだ
会社行くの億劫だなと思ってしまう
まあ、あと2週間ちょっとのお勤めだからな 頑張ろ

風の歌を聴け

2009-04-12 21:25:57 | 本のこと
この頃、村上春樹さんの本を読んだと
お友達のブログで見る事が続いていて
久しぶりに読みたくなって本棚を見たら
デビュー作の『風の歌を聴け』と
『1973年のピンボール』が無かったの
すごく若い頃に読んだはずだし、『1973・・・』は
単行本を買った覚えがあるんだけどなぁ
まだ実家にいる時だったから、弟のものになったんだろうな
ということで、文庫本を購入して『風の歌を聴け』を読みました
本当に私は読んだ事があったのだろうか・・・
内容は全然覚えていなかったけど、懐かしい
あっという間に村上ワールドへ
久しぶりの僕と鼠とシュールに再会
春樹さんの考え方が心地よい
若かった私と会って、感想を聞きたいな
改めて思うけど、春樹さんの小説はジャズが似合う

コンビニ・ララバイ

2009-04-11 19:40:17 | 本のこと
今日は全国的に暖かい日ですとの朝のニュース
札幌は晴れていたけど、まだ少し肌寒い1日
鉢に寄せ植えしたハーブをちょっとだけ外に出してみた
レモンバーム、アップルミント、カラミンサの3種類
サラダ、スープ、お茶、お風呂にと活躍を期待

池永陽さんの『コンビニ・ララバイ』
本屋さんで見つけて何だか気になって文庫本を購入
息子さんと奥さんを続けて亡くしてしまったオーナーの
ミユキマートというコンビニに集まる人たちの泣き笑い
心の奥底にどうしても拭えない寂しさと悲しさがあって
あまりもやる気のないオーナーの姿に少し笑ってしまう
だって、朝9時から夜10時までしか開いていないコンビニって・・・
切ないけれど、暖かいやさしい物語と思う

月あかり

2009-04-10 23:17:19 | なんでもない話
満月じゃないけど、月あかりの中、てくてく歩いて帰ってきた夜
久しぶりのすすきのUnico
久しぶりのUmeちゃんと、いつものE師匠、Puーちゃんと過ごした夜
おいしく、楽しく、ゲラゲラ笑って、ちょっと毒吐いて
幸せな夜を本当に久しぶりにすごしちゃった
偶然にも今日はE師匠の誕生日 アラサー卒業記念日
E師匠らしく男前なアラフォーとして、人生闊歩していっておくれよ

グットナイトスリイプタイト

2009-04-08 22:00:00 | 映画のこと
日曜日はWOWOWで三谷幸喜の日と題して
「笑いの大学」、「ラヂオの時間」、「みんなの家」、
「THE 有頂天ホテル」、「グットナイトスリイプタイト」、
そして「ザ・マジックアワー」を放映していました
「グットナイト・・・」だけが舞台で他は映画
そして、映画はテレビ放送で見た事はあるので
「グットナイト・・・」だけ録画していたのでさっき見ました
戸田恵子さんと中井貴一さんの2人芝居で
夫婦が知り合ってから28年位で分かれるところから始まるのだけど
これまでの2人のことと現在がミックスして進んでいって
音楽が効果的に使われていて、面白かった
もちろん、三谷さんらしいユニークというかなんというか
言葉に仕切れない面白さが満載
WOWOWでは結構舞台とかも放送されるのだけど
積極的には見ていないので、『錦繍』以来ちゃんと見た舞台は2つ目
テレビではなくちゃんとその場で見た方が絶対いいんだろうなぁ

通勤途中のおうちのクロッカスが花を咲かせました

春なのに

2009-04-06 01:50:50 | なんでもない話
昨日は模擬試験
握ってお茶もって、いつもより1時間遅く出発
午前中の試験が終わって、大通公園でおにぎり食べようと思ったら
雨がぽつぽつ・・・ 天気予報はだったぞ
慌てて近くのドトールコーヒーでランチタイム
ミラノサンドAセット おいしかった
午後からの試験中は鼻水がとまらず、問題も解けず
勉強不足だな 5月から時間あるしぃなんて甘えていた・・・反省
早めに寝てしまったら、こんな時間に目が覚めちゃった

この頃、道ばたにクロッカスの芽が出てきているのを良く見かけるけど
昨日通ったおうちのお庭のクロッカスは今にも咲きそうだった
札幌にも本格的に春到来だなぁ

こいしり

2009-04-05 06:40:40 | 本のこと
畠中恵さんの『こいしり』をちょっと前に読み終わっていました
畠中恵さんといえば、ドラマ化もされた『しゃばけ』シリーズですが
『こいしり』は『まんまこと』の第2弾
妖怪とかは出てこない、江戸ものです
町名主名代の麻太郎とその仲間達が出会う事件を
なんだかほんわりと暖かい感じで解決していき、
麻太郎や周りの人たちの、小さな恋や親心などが入り交じり
ほっとするシリーズものです(続くのかな?)

この頃、また、インターネットラジオJ.Jazz-Netを良く聞いています
無料で色々な番組が聞けて、それぞれ20分~1時間位
今日聞いたRADIO SHIPSには、エゴラッピンがゲスト出演
ラジオがちょっと耳障りだったりして、無音も寂しかったりするとき
お勧めします

ツキコの月

2009-04-04 06:45:37 | 本のこと
伊集院静さんの作品を久しぶりに読みました
文庫本『ツキコの月』
アルゼンチンのブエノスアイレスで始まった物語は
興味深くおもしらかったのだけれど
なんだか、色々なことがおこって、突然話が終わり変わり
最後はいったいなんなんだろうと思ったところで
ツキコの言葉で「人はどう生きたかじゃない。
どんな生き方でもいいから生きていることが生きている」
を読んで、これが言いたかった本なのかぁと思った
東山紀之さんの解説で、この小説が女優森光子さんの舞台のために
作られた本だと言う事が分かって納得
舞台で見たらおもしろいのかもしれない
ただ、ツキコを森光子さんがやるというのが想像出来ないけど・・・
伊集院静さんの小説を初めて読んだのは17年前の『海峡』で
感動してずっと読み続けていたのだけれど
ある時期から、なんとなく心に響くものがなくなった気がして
しばらく読んでいなかったのだけど、、、うん