世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

梅八

2007年12月16日 21時24分05秒 | Weblog
池袋に移動(←毎週池袋に来てないか?私)。

奮発して、梅八で豚カツを食した。
自分にご褒美~♪

梅八に来るのは何年ぶりだろうか。
以前、上京した母とここで食事をした。
以来、母は「あー。また梅八の豚カツが食べたいなー」と言う。
今朝も電話でそう言っていた。

東京から一時間半の実家。
母は腰が重く、あまり東京へは来ない。

また一緒に、この豚カツを食べたい。

揚げ立てのカツは柔らかく、肉汁は甘かった。

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フィラデルフィア美術館展

2007年12月16日 21時23分39秒 | Weblog
東京都美術館で開催されている「フィラデルフィア美術館展」へ行った。
前々から行きたかったのだが、タイミングが悪く、なかなか行けなかった。
モネ、ピカソ、ルノアール、セザンヌ、ルソー…そんな巨匠たちの作品がいっぺんに観られる、こんな機会はそうそうない。

けっこう混んでいたが、一番の人気は印象派絵画コーナー。
淡いタッチで描かれたルノアールの「ルグラン嬢の肖像」や「大きな浴女」は観ていると本当にうっとりとする。
あちこちから溜め息が聞こえてきた。
おばちゃんたちの立ち止まり率高し。


私はゴッホの「オーギュスティーヌ・ルーラン夫人と乳児マルセルの肖像」に足が止まった。
女性が乳児を抱いている絵。
この女性は、ゴッホが凹んでいたときに親切にしてくれたらしい。

涙が出そうになった。
作品にゴッホの感謝の気持ちが滲出ていて、それは私の中にある感情とリンクしたからだ。
ゴッホは作品を残すことで、絵の中にある女性に感謝の気持ちを示している。
私は私を支えてくれている人に何が出来るのか?と考えてしまった。


写実主義からモダンアートまで数々の作品に触れて、様々な世代を一気に駆け抜けた気がした。お腹いっぱい。

美術館を出た後って独特の余韻が残る。映画を観た後に近い、あの非現実から現実の世界に戻ったかのような。
絵画一点一点にも様々なドラマが宿っているんだと感じた。


さて、私のドラマ。
美術館を出た後、吉熊と公園を散歩した。
北風が冷たかった。
吉熊、風邪引かないかな?

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