世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

Hallelujah

2009年09月21日 | Weblog
「亮ちゃん、一つずつ覚えていきましょうね」
と母に言われた。
私の素行が目につくらしく、彼女の中で亮子矯正プログラミングが作動したらしい。

トイレのスリッパの脱ぎ方。
使用後のドライヤーのしまい方。

ロッテンマイヤーさん的指導である。
31歳にもなって、こんなにだらしない娘でスマソ。

夕御飯はけんちん汁。
THEおふくろの味。


父が出張から帰ってきた。
北海道の土産話を楽しみにしていたのだが、どうも元気がない父。疲れているのだろうか。
自分自身にお土産を買ったそうで見せてくれた。


鉄棒にぶら下がっている哀愁漂うオヤジ人形が、電気と磁石の力で回転し続けるという、なんとも地味なおもちゃである。
数ある北海道グッズの中から、どうしてこれをチョイスしたのだろうか。
「パパ…ホテルの土産屋でこれを見たとき、涙がでちゃったんだ」
と、哀愁を漂わせながら言っていた。

思い立ったので、私と母でカラオケに~♪
夜7時半から4時間半も二人で熱唱。

母は「ハナミズキ」「魔法の鏡」を、私は「ぼくはくま」「I'm proud」などを熱唱。
私が歌ったタテタカコの「ワスレナグサ」に母が興味を示したのは意外だった。

途中から、ヘンデル作「ハレルヤ(全能の主なる神は統べたまえり)」の特訓を始める。
私は中学時代に、この曲を合唱コンクールで歌った。また母も高校時代に歌ったそうだ。
Hallelujah


私→ソプラノ
母→アルト、テノール、バス
母の負担、多すぎ。

「For the Lord God Omnipotent reigneth
 Hallelujah! Hallelujah!」
血相を変え、そして額に青筋を立てながら歌っていた我々には、きっと物々しい雰囲気が漂っていたに違いない。

帰宅時には二人とも声がガラガラ…。
0時の帰宅になりましたとさ。
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