世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

潮の匂いと花に誘われて

2015年09月05日 23時27分46秒 | Weblog
今日は浜離宮思賜庭園へキバナコスモスを見に行った。

新橋で下車。
新橋を降りると怪しいビルにいつも目を奪われる。
「世にも不思議なお墓の物語」って・・・。


汐留へ。



汐留というと林真理子先生の小説「ウーマンズ・アイランド」を思い出す。

汐留のオフィス街(作中「汐留」とは書いていないが、絶対に汐留)で働く11人の女性が主人公の短編集である。
マキアージュのCMに出てきそうなキラキラ女子を描く林先生の作品はどれも憧憬を抱いてしまう。



浜離宮思賜庭園は、海水を引き入れた潮入の池がある。
江戸時代には江戸城の「出城」の機能を果たしていた徳川将軍家の庭園だ。

入ってまず「三百年の松」に目が奪われる。
まるで森のようである。もっこもこ!






まずは花を見よう!
近代的なビルをバックにしたコスモス。






吉熊「揺れる花は笑っているのかな?」



都会の喧騒にも負けず、天を仰ぐ姿には神々しさを感じる。



コスモスの花言葉は「乙女の真心」「調和」「謙虚」

ミスチルの「花言葉」という歌にも登場するコスモス。
「♪コスモスの花言葉に揺れながら~」という出だしで、失恋の歌だ。

そういえば、今日は日産スタジアムでミスチルのコンサートが開催されたもよう。
私の周囲では、中学時代の友達・担当の美容師さん・後輩女子Cちゃん夫婦・他部署の先輩が行っている(妹は明日、参戦予定)。
聖地メッカを目指すイスラム教信者の様相を呈している。さすがミスチル。人気があるなあ。



南洋系の植物とコスモス、ビル郡・・・そして吉熊。シュール!!



















花はいいな。見ていると心が研ぎ澄まされる。



庭園を散策。
可美真手命(うましまでの みこと)の像。 



コスモスの他に見た植物。









ひたすら歩く。




やがて池へ出る。
鳥が休んでいた。カワユス。





ビル郡をバックにした中島の御茶屋。


こうしてみると、この庭園がいかに都会の中にあるのかが分かる。
伝統と近代が融合するこの景観を求め、この庭園には多くの外国人観光客が来るそうだ。


吉熊「潮の匂いがするよ」
そうだね。海が近いものね。



まったりできた。
閉園時間が迫り、大手門橋を渡ると、江戸時代から一気に現代へとワープするような錯覚に陥る。


新橋駅方向に帰る。
奥の凹凸が激しいビル(中銀カプセルタワービル)も来る度に気になっている。





久々に花を撮影してリフレッシュできた。
帰り道にミスチルの「花言葉」を心の中で大熱唱する私であった。