先月、嶽本野ばら先生のイベントがあった。
開催地が京都だったのだが、行く気満々で参加の旨を申し込んだ。
すごく楽しみにしていた。しかし、諸事情で行けなくなってしまった。
残念というか、行けないことが信じられなかった。今でも信じられないでいる。
イベント会場は京都の「ライト商會」さん。
野ばら先生があの取材を受けた素敵なカフェーだ。
2度の逮捕を経て京都へ拠点を移した乙女のカリスマ、嶽本野ばらさんに会ってきた!
野ばら先生の縁で知り合ったお友達Kさんが、私にプレゼントを送ってくださった。
野ばら先生手作りのボダニカルスペシメン(押し花)だ。
しかもKさんが野ばら先生に頼んでくださったのでサイン入りだ。
クマの絵まで…。
イベント代金の中にワンドリンクのお金が含まれていたのだが、そのチケットも送って下った。
ありがとうございます。
そしてKさんのお手紙を読んで、涙が出た。
落ち込みがひどく、先日もすやすやと眠る甥っ子の寝息を聞きながら、「この子と立場を交換できたら」なんて思っていた。
でも、私は私で、とても幸福な人生を送れていると、プレゼントとお友達の心のこもったお手紙を胸に抱いて、そう確信した。
だって、大好きな作家さんと、素敵な仲間たち、そして自分の居場所があるのだから。
これ以上の幸せがあるものか。
嶽本野ばら先生は「乙女のカリスマ」と称されている。
私は全然乙女じゃないし、むしろオッサン属性だ。
しかし、2001年。
「下妻物語」で桃子が梅田の百貨店にあるBaby, The Stars Shine Brightでお洋服に一目ぼれをしたときのように、私もコスメ雑誌「美的」に寄稿されていた野ばら先生の文章と写真で一発即死。帰らぬ人となりましたのです・・・。
独特の感性と隙が無い理論展開、表現力に惹かれた。
野ばら先生が描く乙女は奥が深い。
孤高であったり、誇りを大切にしていたり、「お友達なんていらない」と言ったりする。
ロリイタのお洋服に袖は通さずとも、その乙女要素にならばとても共鳴できると思った。
また野ばら先生が紡ぎだす物、紹介してくださる物はかなりの確率で私の心をくすぐる。
作品はもとより、カフェーも、どんぐりブレスレットも、ボカロに至るまで、私の好きなものになっていく。また、ただのどんぐりも野ばら先生の手にかかるとダイヤモンド以上の輝きを生み出す。そういうところがとても好きだ。
以前は、一人でコソコソとサイン会に行き、コソコソと帰ってきた。
整列をしているとロリイタなお嬢さんたちに前後をサンドイッチされることも多々あった。ロリイタではない自分をこの場では分不相応な存在なのかなと思っていた。ずっと孤独だった。
でも、今はたくさんの仲間がいる。居場所がある。
野ばら先生は作品以上に私に素敵なものを与えてくださった。ありがとうございます。
これからも、野ばら先生の紡ぎだす物に浸っていたい。
野ばら先生が紡ぎだしてくださった縁を大切にしていきたい。
そう祈る2017年夏。
開催地が京都だったのだが、行く気満々で参加の旨を申し込んだ。
すごく楽しみにしていた。しかし、諸事情で行けなくなってしまった。
残念というか、行けないことが信じられなかった。今でも信じられないでいる。
イベント会場は京都の「ライト商會」さん。
野ばら先生があの取材を受けた素敵なカフェーだ。
2度の逮捕を経て京都へ拠点を移した乙女のカリスマ、嶽本野ばらさんに会ってきた!
野ばら先生の縁で知り合ったお友達Kさんが、私にプレゼントを送ってくださった。
野ばら先生手作りのボダニカルスペシメン(押し花)だ。
しかもKさんが野ばら先生に頼んでくださったのでサイン入りだ。
クマの絵まで…。
イベント代金の中にワンドリンクのお金が含まれていたのだが、そのチケットも送って下った。
ありがとうございます。
そしてKさんのお手紙を読んで、涙が出た。
落ち込みがひどく、先日もすやすやと眠る甥っ子の寝息を聞きながら、「この子と立場を交換できたら」なんて思っていた。
でも、私は私で、とても幸福な人生を送れていると、プレゼントとお友達の心のこもったお手紙を胸に抱いて、そう確信した。
だって、大好きな作家さんと、素敵な仲間たち、そして自分の居場所があるのだから。
これ以上の幸せがあるものか。
嶽本野ばら先生は「乙女のカリスマ」と称されている。
私は全然乙女じゃないし、むしろオッサン属性だ。
しかし、2001年。
「下妻物語」で桃子が梅田の百貨店にあるBaby, The Stars Shine Brightでお洋服に一目ぼれをしたときのように、私もコスメ雑誌「美的」に寄稿されていた野ばら先生の文章と写真で一発即死。帰らぬ人となりましたのです・・・。
独特の感性と隙が無い理論展開、表現力に惹かれた。
野ばら先生が描く乙女は奥が深い。
孤高であったり、誇りを大切にしていたり、「お友達なんていらない」と言ったりする。
ロリイタのお洋服に袖は通さずとも、その乙女要素にならばとても共鳴できると思った。
また野ばら先生が紡ぎだす物、紹介してくださる物はかなりの確率で私の心をくすぐる。
作品はもとより、カフェーも、どんぐりブレスレットも、ボカロに至るまで、私の好きなものになっていく。また、ただのどんぐりも野ばら先生の手にかかるとダイヤモンド以上の輝きを生み出す。そういうところがとても好きだ。
以前は、一人でコソコソとサイン会に行き、コソコソと帰ってきた。
整列をしているとロリイタなお嬢さんたちに前後をサンドイッチされることも多々あった。ロリイタではない自分をこの場では分不相応な存在なのかなと思っていた。ずっと孤独だった。
でも、今はたくさんの仲間がいる。居場所がある。
野ばら先生は作品以上に私に素敵なものを与えてくださった。ありがとうございます。
これからも、野ばら先生の紡ぎだす物に浸っていたい。
野ばら先生が紡ぎだしてくださった縁を大切にしていきたい。
そう祈る2017年夏。