今朝はスカスカの電車に揺られながら出勤。
駅では、これから旅に出るのだろうか、実家に帰るのだろうか、カートを引きながら歩く人もちらほら見かけた。
世間はお盆。
取引先も休みだし、「働きたくないでござる」モード全開なのだが、天気がどんよりとしていて涼しいのが唯一の救い。朝なんて少し肌寒かったぐらいだ。
お盆というと中学2年生のときに教科書に載っていた三浦哲郎の「盆土産」などを思い出す。
以前、ブログに書いた。
2010年8月30日 「盆土産」三浦哲郎
国語の教科書に載っていた作品って、どれも思い出深い。
宮沢賢治
「永訣の朝」
高校時代の教科書に載っていて、授業中クラスの女子が内容に心打たれて泣いていた。当時はそこまで深く理解していなかった私なのだけれども、3年前、花巻の宮沢賢治記念館で改めて作品(原稿)と対峙して泣いた。大切な妹の死、雪、あめゆじゅうとてちてけんじゃ ・・・。
「やまなし」
小6のときに授業でやった。
クラムボンはわらったよ、である。クラムボンがなんなのか、議論になった。
椋鳩十
「大造じいさんとガン」
小5のときに授業でやった。じいさん狩人とガンの「残雪」との知恵比べの話。
担任の福田先生が大学のゼミのような授業を展開し、他のクラスの先生が覗きに来ていた伝説の授業。じいさんの心理描写や視線を文章から読み取る練習をした。
ヘルマン・ヘッセ
「少年の日の思い出」
小学生の時にやったのだけれども、内容が陰鬱すぎて当時は理解できなかった。改めて読み返してみると、許しを乞いたくとも、許されず、怒られもせず、軽蔑の眼差しで見られることのいたたまれなさを読み返して感じた。重いよ。重すぎる。
米倉斉加年
「大人になれなかった弟たちに・・・」
中1年だったかな、たしか。先生が授業中に感極まって泣いた。
戦時中、弟ヒロユキ(乳児)の缶ミルクを盗み飲みしていた「僕」。弟は亡くなってしまう。それまで泣いたことがなかった母親が弟を棺に入れる際、弟が大きくて入らなくて「大きくなっていたんだね」と言いながらヒロユキの膝を曲げて棺に収め、その時初めて泣く・・・。
今、思い返すと、甥っ子とヒロユキが重なってしまい、胸が潰されそうになる。
他にも「繁栄の花」「車掌の本分」「スイミー」「スーホーの白い馬」「ふたりはともだち」「ちいちゃんのかげおくり」「すずかけ写真館」「しまふくろうの湖」などなど。
たまに、急に思い出す。
教科書の内容も思い出深いのだが、その作品を学んでいたときのクラスの雰囲気、窓からの眺め、教室のにおい、先生の眼差しなどが、花が咲くように開いていく。
って、お盆の話が国語の教科書の話に漂着してしまった。
中学時代、あまり本を読む子ではなかった。
でも夏休みは読書感想文を書くために雀宮にあった書店「ブックスランド」に行き、夏のおすすめコーナーが平積みされているのを見てわくわくしていた。
小6まではティーンズ文庫を愛読していたのだが、さすがにそれらは卒業し、赤川次郎やよしもとばななを読んでいたような気がする。
最近、自宅の本棚を掃除している。やばいぐらいに本が増殖していて、寝床を侵食しはじめている。これはまずい。本に家を追い出されてしまう・・・。
やっとやっとの金曜日。
今週は、疲れた。
後半、あまり意識がなかった。
イライラしっぱなし。
週末は掃除などをし、あとはゆっくりしよう。
夕御飯はサイゼリヤ。
駅では、これから旅に出るのだろうか、実家に帰るのだろうか、カートを引きながら歩く人もちらほら見かけた。
世間はお盆。
取引先も休みだし、「働きたくないでござる」モード全開なのだが、天気がどんよりとしていて涼しいのが唯一の救い。朝なんて少し肌寒かったぐらいだ。
お盆というと中学2年生のときに教科書に載っていた三浦哲郎の「盆土産」などを思い出す。
以前、ブログに書いた。
2010年8月30日 「盆土産」三浦哲郎
国語の教科書に載っていた作品って、どれも思い出深い。
宮沢賢治
「永訣の朝」
高校時代の教科書に載っていて、授業中クラスの女子が内容に心打たれて泣いていた。当時はそこまで深く理解していなかった私なのだけれども、3年前、花巻の宮沢賢治記念館で改めて作品(原稿)と対峙して泣いた。大切な妹の死、雪、あめゆじゅうとてちてけんじゃ ・・・。
「やまなし」
小6のときに授業でやった。
クラムボンはわらったよ、である。クラムボンがなんなのか、議論になった。
椋鳩十
「大造じいさんとガン」
小5のときに授業でやった。じいさん狩人とガンの「残雪」との知恵比べの話。
担任の福田先生が大学のゼミのような授業を展開し、他のクラスの先生が覗きに来ていた伝説の授業。じいさんの心理描写や視線を文章から読み取る練習をした。
ヘルマン・ヘッセ
「少年の日の思い出」
小学生の時にやったのだけれども、内容が陰鬱すぎて当時は理解できなかった。改めて読み返してみると、許しを乞いたくとも、許されず、怒られもせず、軽蔑の眼差しで見られることのいたたまれなさを読み返して感じた。重いよ。重すぎる。
米倉斉加年
「大人になれなかった弟たちに・・・」
中1年だったかな、たしか。先生が授業中に感極まって泣いた。
戦時中、弟ヒロユキ(乳児)の缶ミルクを盗み飲みしていた「僕」。弟は亡くなってしまう。それまで泣いたことがなかった母親が弟を棺に入れる際、弟が大きくて入らなくて「大きくなっていたんだね」と言いながらヒロユキの膝を曲げて棺に収め、その時初めて泣く・・・。
今、思い返すと、甥っ子とヒロユキが重なってしまい、胸が潰されそうになる。
他にも「繁栄の花」「車掌の本分」「スイミー」「スーホーの白い馬」「ふたりはともだち」「ちいちゃんのかげおくり」「すずかけ写真館」「しまふくろうの湖」などなど。
たまに、急に思い出す。
教科書の内容も思い出深いのだが、その作品を学んでいたときのクラスの雰囲気、窓からの眺め、教室のにおい、先生の眼差しなどが、花が咲くように開いていく。
って、お盆の話が国語の教科書の話に漂着してしまった。
中学時代、あまり本を読む子ではなかった。
でも夏休みは読書感想文を書くために雀宮にあった書店「ブックスランド」に行き、夏のおすすめコーナーが平積みされているのを見てわくわくしていた。
小6まではティーンズ文庫を愛読していたのだが、さすがにそれらは卒業し、赤川次郎やよしもとばななを読んでいたような気がする。
最近、自宅の本棚を掃除している。やばいぐらいに本が増殖していて、寝床を侵食しはじめている。これはまずい。本に家を追い出されてしまう・・・。
やっとやっとの金曜日。
今週は、疲れた。
後半、あまり意識がなかった。
イライラしっぱなし。
週末は掃除などをし、あとはゆっくりしよう。
夕御飯はサイゼリヤ。