世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

はやぶさが遺したもの

2018年06月14日 | Weblog
2010年6月13日、はやぶさが帰還した。その四散する姿やそれまでの道のりを知り、私も何かに挑戦したくなり、その年の夏休みはニューヨーク一人旅に出た。

今まで様々な一人旅をしてきたけれども、ニューヨークでの単独徘徊ほど危機的状況に陥ったことはない。
 
三日目、セントラルパーク、ティファニー、メトロポリタン美術館などをぶらぶらしたあと、ウォール街に行きたくなった。当時は株式の仕事をしていたので、どうしても世界経済の中枢であるニューヨーク証券取引所を見ておきたかったのである。

地下鉄に乗り、小雨が降るなか、なんとかたどり着いた。日曜日だったのでビジネスマンはおらず閑散としていたのだが、札束が行き交う空気は味わえた。 













大満足でまた地下鉄に揺られる。しかし、最寄り駅からホテルまでの道のりがわからない。タクシーにも乗車拒否されるし、雨は強く降ってくるし、リトルチャロ状態。摩天楼の下で泣きそうになった。

しかし、この国に私を知っている人はいないんだなあと思ったら、なぜだか急に積極的になった。「旅の恥はかき捨てじゃん!」って。
気を取り直して、サブウェイで屯っている若いお兄ちゃんたちに道を尋ねた。拙い英語で。
丁寧に教えてもらい、自分のいる場所をなんとなく把握。
夜、なんとかホテルに到着できた。満身創痍だったけど、ベッドにたどり着き、心から安堵した。
あんな危機的状況に遭遇しても、私はまた旅に出る。
はやぶさの残したあの光は、私のチャレンジ精神に火をつけ続けるのである。



はやぶさ2、リュウグウまで700キロを切った。



今日は記者会見もあったもよう。
まもなく小惑星リュウグウに到着 JAXAが「はやぶさ2」の現状を説明(2018年6月14日)

リュウグウの画像に胸熱。

お昼は中華弁当。
エビチリ、美味しかったな。


夕食は喫茶店でまったり。



帰宅後はシロクマ・ロッキーと先般買ったシロクマボールペンとでいちゃつかせる。
二人は夏のバケーションのことについて語っており、北海油田で海水浴がしたいんだとさ。
お、おう・・・。


明日は重要な案件があるので、早めにお布団に入ろう。
眠れるかな。ドキドキ。