世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

剣の山

2018年06月23日 | Weblog
夕方、西新井へ。
まずは喫茶店シルビアへ。
前々から気になっていた古い喫茶店だ。
入店後、そのあまりにもレトロな様子と広大な敷地面積にクラクラした。

シャンゼリアや重厚なソファが古城っぽくて、小室哲哉さんの「OPERA NIGHT」を彷彿とさせる。
嶽本野ばら先生の「カフェー小品集」に出てきそうな雰囲気。






レアチーズケーキとアイスコーヒーを堪能。



その後、ギャラクシティへ。
来るのは3年ぶり。


上坂浩光監督のプラネタリウム新作「剣の山」の試写会。
関東初上映!!
この日を楽しみにしていた。


上坂監督といえば「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」・・・先週も相模原市立博物館で見て涙腺崩壊したっけ。
今日も見ようと思ったのだけど、時間がなくて断念。


今日は上映前に上坂監督のご挨拶があり、また上映後に監督とお話しをする機会があってとても嬉しかった。
限定20部のリーフレットもいただいた!!わーい!!




山岳救助隊の父親を山で亡くした主人公の剣くん。
高校生になった彼は、科学部のキャンプで立山に登る。
そこで顧問の先生や、友人たちに囲まれながら、剣くんは自分の心に向かい合う。
山(非日常)から自宅(日常)に戻った剣くんが冒頭よりも少しだけ大人になっているのがわかり、胸が熱くなった。
少年はこうして大人に近づくのだな・・・。
あと科学部の和気藹々とした雰囲気が、自分の高校時代と重なって懐かしさを感じた。


上坂監督が描く宇宙、やっぱりすごく好きだ。
本作品でも無数の星々を見ることができて感動した。

立山黒部には一度行ったことがある。
本作品でも立山黒部の素晴らしい景色が丁寧に描かれている。

黒部川の水は地下水となり、生地のあちこちで清らかな湧き水となって地表に出てくる。
この湧水のことを「清水(しょうず)」という。
今日初めて知った。
あと中学校の社会で習う「扇状地」も出てきた。
懐かしい響きだ。


立山黒部ジオパーク映画「剣(けん)の山」



そして今日は大宮の宇宙劇場で解説をされていた方とお会いできて感激!
はやぶさがくれた御縁を大切にしたいと思った。

同時上映の「ティラノサウルス」も圧巻だった。
共進化、勉強になった。
音楽は羽毛田丈史さんが担当されているもよう。