自分次第

10時半に覚醒。
カーテンの隙間から漏れる朝日で目が覚めた。

布団の中でスマホを操作しながら、昨日のLINE飲みの余韻に浸る。
ロスを感じるほど楽しかった。

11時少し前に起床。

人生でこんなにもつまらなさそうなGWは初めてである。
去年なんか、実家の家族とエピナール那須でフレンチ食べ、某くんとデートして「今人生で一番楽しい」って思っていた。
GW最終日に帰京。買ったばかりのマンションが出迎えてくれ、昇天しかけていたのに。

今年はコロナのせいで何もかも・・・。


でも、ふてくされた気持ちに蓋をすることにした。
「楽しいものにするのも、つまらないものにするのも、自分次第」という考えに至ったのである。

テレビは点けず、ずっと本を読んだり、友達（クマ）と寸劇をしたりして遊んでいた。
小学生時代の放課後に似た過ごし方である。
でも私は大人なので違った過ごし方もする。

天気がいいので、昼間から飲んじゃうもんね。

ホムパ＠ベランダwith友達（クマ）
うぇぇぇぇいいい！！


リア充すぐるぜ！

五月の風が気持ちいい～！！


早めに風呂に入り、マニキュアを整えた。
レブロンの発色、やみつきになる。



そして21時～のNHKスペシャル「未解決事件　JFK暗殺　episode2「浮かび上がる“黒幕”」」を視聴。
再現ドラマが秀逸で映画化してもいいんじゃないのか？と思えるほど本格的だった。
オズワルドが「ハメられた」と気付いた瞬間、背筋が凍った。

番組制作秘話も面白い。

コロナ禍中、ギリギリ間に合った渾身のNHKスペシャル「未解決事件　JFK暗殺」制作秘話


さて、もう寝てしまおう。
起きてから１２時間ぐらいしか経過していないけれども。

去年の今頃

4/30は心療内科デー。
待ち時間は３時間以上。待合室もやや混雑していて怖かったのだが、隅っこの離れた場所の椅子をゲット。

診察室から患者が出てくる度に、クマ医師と受付の人がアルコールスプレーをシュッシュしていた。

23時45分、名前を呼ばれたので診察室に入る。
おお！！
受付コーナーと同様に、クマ医師と私の間に透明なビニールの仕切りができている。

この2週間のことを報告。
1週目は、毎日の怯えながらの出勤、そしてニュースやネットからの情報が過多のせいか、振り回されてしまい、とても疲れ切っていたことを述べた。
2週目は、幾分よくなってきた自覚はあったのだけれども、熟睡できずに困っている旨を報告。
「またパキシルを飲むようですかね」と言ったら、クマ医師の顔がみるみると変わった。

以下、クマ医師より。

★テレビは洗脳
東日本大震災の際は西日本でもうつの患者さんが増えた。テレビの映像がうつを引き起こした。それぐらいテレビには洗脳力がある。ぶっちゃけニュースは１日２回の視聴でOK。その日の感染者数を知ったとて防御になりません。


★防ぐしかない
防ぐことが大切。
・うがい・手洗い・マスク着用・密を避ける
これを守ること。
インフルエンザの感染防止と一緒です。

★体重
体重が微増したことが怖いと言ったら、家でできる運動をしましょうとのこと。
血流が良くなってリラックス効果が期待できる。
カロリミットを飲むことは賛成。
晩御飯をできるだけ早めに取りましょう。昼の500キロカロリーと夜の500キロカロリーはまるで違う。夜の方が体は脂肪を蓄えるモードになっているので夜はあまり食べないほうが良い。パンやパスタよりもご飯の方が腹持ちが良いのでお勧め。

★散歩
川沿いの散歩は賛成。密を避けてリフレッシュしましょう。

★趣味
休日にたくさん本を読もう！と思ったのに、読む気力が湧かず、ついダラダラしてしまう、と言ったら、そういう患者さんが多いとのこと。原因はコロナ関連の情報の浴びすぎによる疲弊。情報と適宜に距離を保ち、エネルギーを蓄えれば、自然とやる気が湧いてくるのでは？

★できたことを数える
そんなダラダラな休日でもクマ医師が最初の診察で言ったように「できたことを数えましょう」を実践してみると些事でも案外多くのことをこなしていることがわかる。（風呂掃除、ベランダ掃除、お手紙を書く、など）
それについて、クマ医師は「モチベーション向上に繋がるので続けてください」とのこと。

★志村けんさん
志村けんさんの特番放映後、新患が増えた。やはりテレビを見て不安になる人が多い。


★LINE
友達とのLINEはいい気分転換になるのでお勧め。ただ疲れすぎないように、とのこと。


★ソラナックス
動悸が激しくなったり、緊張状態が続くのであれば、我慢しないで飲むこと。



処方変更なし
マイスリー、ソラナックス、当帰芍薬散、パリエット、防風通聖散
ソラナックスは頓服あり。

久々の濃密な診察だった。１時間近くかかった。
帰りに待合室でトレンチコートを着ているときにクマ医師が診察室から降臨。
「これ飲んで元気になってください」とジュースをくださった。
嬉しい～！


帰り道、いつもは人でいっぱいの道が誰もいなかったのでとても怖かった。
でも警察官がパトロールをしてくださっているのに遭遇し、安心した。
そして感謝。

お風呂に入って２時に就寝。



5/1
今日から皐月。
去年の今頃は令和フィーバーで沸いていたよなあ、なんて思いながら出勤。
あの時、一年後がこんなになるとは思わなかった。
いつからか、「どうせまた不幸になるんだから、幸せな時は全力で幸せを味わおう」という思いを抱くようになった。だから今のようになっても「●●しておけばよかった」という後悔はない。
でも行きたい旅先は数多ある。
旅先としてはかなりハードルが高いが私はナウル島という世界で３番目に小さい国が気になって仕方がない。
アホウドリなどの海鳥の糞の堆積によって出来上がったナウル島は日本とニュージーランドのほぼ中間地点にある。
ってサラって書いたけど、「海鳥の糞の堆積」ってヤバくね？
島の表面を覆っていた海鳥の糞由来の良質なリン鉱石の採掘・輸出によって莫大な富を成し、１人当たりの所得が世界で最も多かった事もあった。20世紀末にとうとうリン鉱石が枯渇しても、働く事を知らない国民には働く意志もないそう。国民のする事といえば、起きる・食べる・遊ぶ・寝るのいずれか！
食に関しても、ナウル人は、ナウルに移住してきた中国人がやっている店の料理や缶詰やジャンクフードを食べている。

夢　の　よ　う　じ　ゃ　ま　い　か　。

人口が少ないので人間関係が濃厚になるのは面倒臭そうだけど、こんなにも自分のマインドに似た国って他にあるだろうか。
ちなみにまだコロナ患者はいない。



帰宅後にリモート飲み会開催。
いつもの同期＆その他諸々。
途中、Eちゃんが飼っているワンコが乱入！
あと投資家をやっているメンバーが、飲み会の途中で「アメリカのマーケットが開いたから・・・」とPCに向かう姿がかっちょよかった。
PCも何台も使って仕事をしているらしい。ずらりと並んだモニターで彼がガチの投資家だということが分かった。

結局0時過ぎまで飲み続け、解散後は化粧だけを落として寝た。
去年の今頃はリモート飲みなんて考えもしなかったよな、と酔った頭で思いながらマイスリープロデュースの夢の世界へダイヴ。