世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

反芻

2014年11月21日 23時34分06秒 | Weblog
今日も他部署の仕事を手伝う。
割り当てられた分を消化すべく、せっせと。
その部署があるフロアには知り合いが沢山いる。皆代わる代わる声を掛けてくれ、中にはお菓子までくれる人までいる。
ありがたい。

その部署ではほぼ全員で手分けして検品作業を行っている。問屋制家内工業的な感じである。
私がやっているのと同じ作業だ。なので「お手伝いをしている」という実感がある。少しでも役に立ちたくて、今日なんて最後の方はトランス状態だった。だいぶ捗った。


今年の初頭、隣の部署の人がこちらに仕事を依頼してきた。
しかも必殺・・・「社長を通して」!!
あれには仰天させられた。なんという荒業だろう。私の中の常識という言葉の意味が一気に崩壊した。

その部署内で手分けして、尚且つ忙しくて回らないというのであれば快く応じたのかもしれないが、私が見ている限りまだまだ余力があった。何て言っても全員でその件を行っていないからだ。
私の部署ではどんなに忙しくても吉熊上司が先陣を切って皆でその件に向かい合う。
でもその部署はそうではなかった。部内で解決すべきことなのに他部署を巻き込むその図々しさったら一体何なんだろう。何のための部署なのか。
しかもその部署の子たちは予算作成をしている私たちより先に帰っていた。・・・本当に有り得なかった。今思い出してもイライラする。2014年を思い返すとき、正直この件が一番強烈なインパクトをもって私の脳内に鎮座している。「赦せば赦される」と何度も自分に言い聞かせ続けてきたが、一年近く経つのにあまりあの件を赦せていない。たぶん私は赦す気なんてさらさらないのだと今になって気付く。牛が咀嚼した物を一旦臓器に送り込み、再び口内に戻して咀嚼をするように、何度も何度も私はこのことに就いて考えながら悪態を吐くに違いない。エターナル反芻である。

あのときの怒りのパワーを指先に込めながら作業をしていたら、あっという間に終わりの時間。
自分の部署に帰る準備をしていたら、なんと吉熊上司が迎えに来た!!
こちらの建物に用事があったらしい。
「ちゃんとやってる?」
と言いながら覗き込んできた。

「上司が迎えに来たので帰りま~すっ!」
と嬉々として言うと、その部署の人々は皆失笑していた。
幼稚園でお父さんが迎えに来た女児みたくなっていたのだろう。

二人で「今日は暖かい」などと話しながら帰った。

後輩男女に「お帰りなさい」と言われながら自席に着く。
あ~、やっぱり自分の席が落ち着く。
検品作業もいいが、やはり自分の仕事が一番馴染み深く感じる。
来年の夏服の見積もり&作成を依頼し、来週の予定を確認して終了。
来週はまた月末を迎える。そしたら、もうそこには年末が横たわっていたりする。早い・・・。

怒りの反芻を今日の作業のようにプラスの力に変えられたら良い。
それは「赦す」に入るのだろうか。

とりあえず今週も終わった。お疲れ様、自分。


ボジョらなかった

2014年11月21日 01時02分41秒 | Weblog
今年はボジョレーを買わなかった。
毎年買うのだが。
スーパーのボジョレー売り場に行っても買う気が起こらなかった。
てか、高かった。円安の影響だろうか。
他のお客さんも手には取るのだが、その値段を見て元の位置に戻す人が多かったように思う。

さて、明日も他部署への応援だ。
頑張ろう。




コメント (4)

自分年賀状

2014年11月20日 21時03分31秒 | Weblog
写真屋さんに頼んでいた年賀状が出来上がってきた。
写真入り年賀状。
去年は例年、舞妓姿か洋館でのドレス姿を配布しているのだが、今回は旅先で撮った写真で気に入ったものがあったのでそれを載せた。
この自分年賀状は、始めてから10回位だろうか。
最初は上司の子供が喜ぶようにと、擦ると当たりが出る年賀状、また可愛いイラストが入ったものを買って出していた。
10年前、先輩と京都に行って一緒に舞妓に変身し、それを年賀状として使ったのが自分年賀状の始まりだったような気がする。
以後、ニューヨークの自由の女神像の前で同じポーズで撮った写真や香港の天后廟前で撮った写真、小樽の北一ヴェネツィア美術館で撮ったドレス姿を載せるなど、年始から色々やらかしている。
これを上司はもとより社長にまで送ってしまうという。
今回は地味かもしれない。だけれども今年一番好きな写真だ。

写真店のお兄さんは超いい人で、年賀状作成機器の扱いに慣れていない私に、家庭教師のトライばりに一生懸命教えてくれた。
今日受け取りに行ったら「素敵な年賀状ができましたね」とそのお兄さんは言ってくれた。代金を払いながら思わずニヤニヤしてしまった。

これからせっせと宛名書き。
といっても私の父親の現役時代の年賀状600枚には到底及ばないミクロな枚数だ。


そういえば今年は年女だった。忘れていたけれども。
絶えず悲壮感が漂っていた気がする。
ちょっとしたドナドナっていう感じである。
ある晴れた昼下がりに、牧場から市場へ売られていくっつーのかな。
かわいそうな・・・あ、あれは馬じゃない、子牛だったっけ。
でも強ち違ってもいなくない。気分的にいつもドナってた。見えない首輪がずっとこの首にはかかっていて、何か抗えないような強い力で無理やり引っ張っていかれていくような、そんな不快感や不安感があった。
ドナった挙句、数年飲まなかった抗不安薬ソラナックスを常用するようになってしまった。

仕事が増え、でも給与は変わらない現状。
消費税増税が家計を逼迫。
いじめられて退職していく人を見てみぬ振りして過ごした。
優しくしていた他部署の後輩に裏切られた切なさ(これは一生許せない)。
精神の磨耗ってこういうことを言うんだということを強く実感した年だった。

でも年賀状の中の私はそんなことを感じさせないような笑顔で佇んでいる。
よほど東北旅行が楽しかったのだろう。
本当に楽しかった。
念願の宮沢賢治記念館、弘前の洋館巡り、五能線(途中まで)、十二湖の美しさ、秋田のなまはげ、くまくま園のヒグマたち・・・生きていて良かったとすら思える旅だった。

今年、残り一ヶ月と10日。
この笑顔にも勝るそんな明るい年末にしたい。
そして2015年こそは、ドナらないで済むウール100%のようなあたたかい年にしたい。



・・・あ、その前に、はやぶさ2の打ち上げがあるじゃないかー!!
打ち上げまであと10日!!






コメント (2)

空の微笑み

2014年11月19日 21時36分53秒 | Weblog
明け方に見た夢。
湯たんぽが冷めてきたのを足の甲で感じつつ見た夢。
「あ、物品購入申請書を書いて新しい湯たんぽを買ってもらわなくっちゃ」と吉熊上司に相談する夢だった。彼が着ていたのは彼が10年前によく着ていたグレーのカラーワイシャツで、夢の中とはいえ、とてもリアルだった。てか、夢の中でも仕事って起きたときの徒労感、半端ないんだよなあ。
そんなこんなで朝からぐったり。

夏場はワンピース一枚を着るだけで済んだのだが、冬はスーツにコートと、着用時間がかかるので大変。
目覚まし時計を10分早めた。
どたばたしつつ「マッサン」を見ながら「泉ピン子こえぇ~」と思い、「そうだ。泉ピン子の家って熱海なんだよな、去年の今頃、女子会で熱海行ったよな・・・楽しかったなあ」などと回想していると、電車の時間に間に合いそうもなくなって、急いで火の元の確認(当方、強迫性障害なもので)をし、ダッシュで家を出る。


昼休み、食後の喫煙の前に会社に隣接している公園へ。
色付いた木々が、空が、とても綺麗。




「おいで、おいで」しているように見えたのである。

もちろん吉熊も一緒。いっつも一緒。耽溺にもほどがあるっつーぐらいラヴ。
「わあ綺麗だね。僕、こういうのを見ると冬眠したくなっちゃう。Zzzz…」
・・・待て。寝るなー!!


空とのコントラストもこの上ない。


秋の澄んだ空気に鮮やかな色彩が溶け込む。


ひゃっほ~。


太陽の光の下ではしゃいで、7分ぐらいだったが、とてもリフレッシュできた。
日光を浴びるとセロトニンの分泌を正常に保つ事ができるのだそうだ。
去年の今頃、パキシル(抗うつ剤)を断った。減薬の離脱反応が酷くて半年ぐらいかかった。
以降、積極的に日光を浴び、バナナを食べるようにしている。


午後は他部署へのお手伝い。
前回やった作業よりもっと難しいことを求められて、一緒に行った後輩女子Cちゃんとぐったり。
これが明日、明後日に続く・・・。

来年、このブログを読み返しながら、「去年の今頃は」と回想している自分が想像できる。
金色の葉が青空に映える頃、自分や周囲はどんなふうになってるのだろうか。
紺碧の空に問いかけてみるものの、空は微笑んでいるだけだった。


考えごと

2014年11月18日 22時57分50秒 | Weblog
俳優の高倉健が今月10日に亡くなっていたというニュースを知ったのはお昼休み。
スマホの画面に出るニュース速報で知った。ショックすぎて信じられなかった。
彼が出ている映画で私が観たものは「南極物語」「幸福の黄色いハンカチ」「遙かなる山の呼び声」「海へ 〜See you〜」で、なかでも「遙かなる山の呼び声」は3回ぐらい観た。

どの角度、どのシーンでも、高倉健は高倉健だと感じさせられる。
そして圧倒的に美しくてかっこいい。
最後に観たのは、2年前のNHKのドキュメンタリーで観た姿だ。
自身の口から語られる役者という仕事に対するストイックさ、ロケ地で地元の人と触れ合うときに見せる笑顔がとても印象的だった。

高倉健の死去自体もすごく悲しいのだが、同時に、この歳になり、テレビの中の死や知っている人の死に接すると、己の中で死に対する疑問が湧き出て来る。
死ぬって何なんだろうって。
特に今年は死に対して物凄く考える一年だった。

年初に観た映画「かぐや姫の物語」の終盤のシーンがよほどインパクトが大きかったものと思われる。
かぐや姫が、育ててくれたおじいさんやおばあさんに話している最中に、空気が読めない月の使者によって記憶を消される羽衣を着せられるというシーンで、死は「○○をやっている最中だからちょっと待った」という融通性を持たない絶対的な力があるのだなと痛感させられた。
あともう一つは、この夏に亡くなった伯父のこと。
小さい頃から私を可愛がってくれた人ともう一生話すことも対面することもないという悲しさ、そして不思議さ。
この二つの出来事があり、死は私の思考の片隅にいつも存在していた。
「どうせいつかは死ぬんだし。いくら努力してもどうせ全ては無になるんだ」
という投げやりな気持ちと、
「人生一回きり。今死んだら後悔するだろ?頑張ろう」
という相反する気持ちが代わる代わる押し寄せてくる、そんなめまぐるしい一年だった。

冒頭、信じられないと書いたが、正しくは信じたくなかったのだと思う。
ずっと生きていて欲しいという願いが高倉健の死を受け入れることを拒否していたのかもしれない。

近々、また彼が出ている作品を観たいなと思う。

そして今日知ったのだが、高倉健はB型の水瓶座。
私と同じである。
中学時代の担任もそうだった。きゃりーぱみゅぱみゅも。
・・・けっこう個性的だよな。


コメント (2)

さあ 帰ろう 懐かしい地球に

2014年11月17日 22時50分50秒 | Weblog
はやぶさ2の打ち上げまであと2週間を切った。
2010年の夏、さまざまなトラブルを乗り越え帰還を果たしたはやぶさから、私は多くのことを学んだ。そして感じた。

自身の人生観を変えたものを挙げよと問われたら、私は

1.中学校時代の塾
2.吉熊上司・心療内科医クマ医師との出会い
3.はやぶさ

と答える。

心が腐りかかりそうになっている今日みたいな日は「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 帰還バージョン」のDVDを見よう。



はやぶさに語りかける篠田三郎のナレーション・・・

「君の体がひどく傷ついているのはよくわかっている
 でも 君はこの旅を通じて知ってきたはずだ

 君は宇宙と そして私達と
 深く結びついているということを

 君と私達は 地球という星が育んだ仲間なんだ

 私達の声が届いているだろうか

 星が引力で引き合うように
 そこで生まれた命は 心で引き合うんだよ

 この力は きっと君を地球まで導いてくれる

 だから諦めるんじゃない

 勇気を出して もう一度 イオンエンジンに火を入れよう

 ここまでの旅を支えてくれた君の小さな心臓は
 きっと ふるさとの星まで頑張ってくれるさ

 さあ 帰ろう 懐かしい地球に

 人が 自然が
 すべてのものが
 君の帰りを 待っている」


そうそう。私も、もう一度イオンエンジンに火を入れよう・・・。


HAYABUSA -BACK TO THE EARTH- 【Trailer】



くさくさ

2014年11月17日 21時59分30秒 | Weblog
「○○さんならば、今でしたらまだ転職できますよ」
と喫煙所で同僚に言われて脳の血管がブッチブッチと切れそうになった。
転職は考えてないし、しかもほんのりと上から目線を感じるんですが。
なんだよ?その「まだ」って。私がいつ転職したいって言った?あ?

至福のリラックスタイム@喫煙所が台無しじゃないか。

彼は仕事で切羽詰るとこのような失言が多く出るようになる。


この夏、東北旅行に行った私に「どうして、ずんだを食べなかったんですか」と言い、私の逆鱗に触れたことは記憶に新しい。
「東北=ずんだ」という彼の偏狭かつ貧相な発想が物悲しいし、大変鬱陶しかった。東北のグルメは、ずんだだけじゃねーんだよ。


今日の午前中も彼は吉熊上司に「作業依頼書書いてください」と上から目線で言って、吉熊上司を密かに切れさせた。
目上の人に何のクッション言葉も入れずにストレートに物を頼むという荒業が惨事を招いた。

コミュニケーションの場における言い方の重要性ってけっこう高いことを再認識。自分も気をつけよう。


あーあーあーあー、もう毎日こんなのばっか。
まだ月曜日なのにこんな状態。
今週乗り切れるのだろうか。謎。



残業後見た会社のロビーの花。


くさくさしている心を宥めてくれた。

今日は早く寝よう。







2014年11月17日 01時16分19秒 | Weblog
気付けばあれから2年が経過した。
そう、会社の階段で転倒し、左膝を2針縫合したあの日。

(2012年11月17日 「プチツイていない現象の果て」)

歩きすぎたり天気が悪かったりすると時々疼くことがある。
また冷えると傷口が紫色に変色することもあるが、日常生活に支障はない。

でも会社の階段を通るたびに血痕が残ってしまった箇所を見て、あの日の悪夢を思い出さずにはいられない。
そして「気をつけよう」と手すりに手をやる。そ
んな2年間だった。

この傷を抱え、これからも生きる。




眼力

2014年11月16日 22時41分37秒 | Weblog
奇跡的に午前中に起きられた。
朝食と摂りながらネットを徘徊。

今日は晴天。
晴れているとお出かけをしたくなってしまう。
身支度をして、レッツゴー。

近所の猫にゃんに「いってらっしゃいにゃ~」と言われる。


新宿に上陸。凄い人混みだ。


コニカミノルタプラザで開催されている特別企画展「宇宙に挑む人類の“眼”アルマ望遠鏡プロジェクト展」を堪能。




アルマ望遠鏡は、チリ北部・標高約5000メートルのアタカマ高地に設置された、66台のパラボラアンテナからなる巨大電波望遠鏡。これで、今まで人類が見ることができなかった暗黒の部分まで見ることができる。
写真のパネル一つ一つを見て周り、またモニターでアルマ望遠鏡の開所式の様子や概要を詳しく見ることができた。

モニターに映し出されている、天体を追いかけて動くアンテナ群の様子に萌えた。
一斉に同じ方向を見るアンテナ。たまに違う方向を見るアンテナもいる。かわいい。


コニカミノルタプラザ特別企画展「宇宙に挑む人類の“眼”アルマ望遠鏡プロジェクト展」



今年の夏に観たプラネタリウム作品「ALMA ~まだ見ぬ宇宙~」も良かった。
ALMA ~まだ見ぬ宇宙~


じっくり見ていたら1時間以上も滞在していた。
これで入場無料だというのだから凄い。


その後、紀伊國屋書店で来年の卓上カレンダーを購入し、新宿駅南口のイルミネーションを堪能。

高島屋の前に設置されていたクリスマスツリー。


光の雨が降る。



お店もクリスマス仕様。








JR東日本の前。
suicaのペンギンさんがいた!


仙台の光のページェントを思い出す。


虹色のクリスマスツリー。





甲州街道を越えて、ミロードのモザイク通りのイルミネーションも観た。





強烈に寒い!というわけではないのでじっくりと楽しむことができた。
イルミネーションを眺めていると幸せな気分になる。


ミロードの化粧品店で私の愛用している香水ニナリッチの「NINA」が安かったので購入。
今まで私が買った中で一番安かった。
一瞬偽物かと思うほどである。
大丈夫?「ナニリッチ」とかになっていない?と何度も確認してしまった、


りんごの香りが仄かに漂うこの香りを纏い始めて早10年弱。
切れるのが怖くて、外装を破かないまま何個か冷蔵庫に保存している。


嗚呼、新宿日和、楽しかった。
アルマ望遠鏡じゃないが、これからも楽しそうなこと、大切なことを、こぴっと見つけて受信できる眼力を養いたいなと思った次第。


この土日はのんびり過ごすことができた。
すっかり充電できて大満足。

さて、明日からまた仕事。頑張ろう。


冬がはじまるよ

2014年11月15日 23時01分34秒 | Weblog
久しぶりに顔剃りに行ってきた。
最近、顔に吹き出物が多発するのはうっすらと生える産毛及び角質のせいだと目論んでいる。
また、頬の輪郭辺りを手鏡で凝視してみると金色に輝く草原のようになってて仰天。
産毛が、♪ざわわ~ってなってるではないか。さとうきび畑も夢じゃない。
面の皮の厚さというか肌の表面のごわつきも気になっていた。

私が通うのはマリコさんという女性が経営する近所の理容店である。
けっこうがっつりと剃ってくれ、剃ってもらったあとの化粧ノリは覿面である。
化粧水の浸透もよくなる気がする。

店に着くやいなや、
「いらっしゃ~い」
とドアをオープンしてくれるマリコさん。

襟剃り→顔剃り→眉カット→マッサージ→パック→コーヒー
という、いつもの至福コースを堪能。
これで2千円ちょっとというのだから驚きである。増税後も料金を上げなかった。
そしてマリコさんのマシンガントークに今日も爆笑。
笑い皺が増えたかも。

吸い付く肌っていう表現がぴったりの肌を撫でながら帰宅。
一皮剥けた。さっぱり。



クリーニング店に出していた衣料を引き取り、一旦帰宅後、隣町のドラッグストアへ。
私が愛用しているシャンプー「アロマスイーツ」(プルメリアの香り)を買いに行った。
美容院でも買えるのだが、こちらのほうが安いし、今日はポイントが多くつく日である。
アミノ酸のシャンプーを使用することにより、縮毛矯正の持ちが格段に違ってくる。




先日、以前いただいた「快傑シロくまくん」を使用してみたのだが、口コミ以上に私には効果があった。
特殊な遠赤外線美容シートが目の血行を良くしてクマを除去してくれる商品である。


クマー!


開いてみると・・・


ひたすらクマー!!


使用感はほのかに温かく、睡眠時に邪魔と言ったら邪魔かなー・・・という程度。


季節は、大嫌いな夏から、秋、そして冬にさしかかろうとしている。
そうなると本格的に美容に力を入れたくなる。
お洒落が楽しく思える季節、到来。


思い出を共有したい

2014年11月15日 01時12分54秒 | Weblog
そろそろ風呂に入るか、というときに母から電話が掛かってくることがある。
近況を述べあい、話の流れが足尾のことになると、母は話が止まらなくなる。

足尾は、母が中学生までいた町だ(今、足尾は日光市)。
母の父は足尾銅山に勤務していて、一家は通洞に住んでいた。

Googleのストリートビューを片手に「その道を行くと最中を売っている店がない?」と聞くと、「あるある!足尾のお土産といったら最中でね・・・」と大興奮する母。

両親と姉を亡くした母にはもうあの時一緒に過ごした人がいない。語れる相手がいないのだ。
母の兄とは疎遠になっている。
だから私はいくら眠かろうが、風呂に入らなければなあと思っていても、足尾についてを熱く語る母の話を中断することはできない。
傾聴し、彼女の思い出を自分のものにするぐらいの勢いで一言一句を胸に刻んでいる。
母が過ごした足尾での日々を脳裏に描くようにして、また次回、足尾の話が浮上した際、まるで思い出を共有していたのではないかと母をビックリさせるのが目標だ。
私自身が何度か行った足尾での記憶をもミックスさせ、もはや、何が自分が見たものなのか、何が母の思い出話なのか、最近その境がぼんやりしている。



幼い頃の母は雨が降ってくると、山の入口まで傘を持って父を迎えに行ったらしい。

モノクロームの色彩の中。
木々がない山肌がむき出しの山に流れる雨。
出口に向かって、疲れを携えながらぞろぞろと出てくる鉱夫たち。
「あれ、父ちゃんかな」
目を凝らし、傘を持ちながら待つ幼い女の子。

そんな情景を勝手に脳内で膨らませて、なんだか今泣いている・・・。

足尾に行きたくなってしまった。



コメント (2)

一杯のコーヒー

2014年11月15日 00時13分04秒 | Weblog
うちの部署のパートさん(Tさん)が帰った後、他部署のパートさん(T橋さん)が物品購入の申請書を持ってきた。
本来であれば、それはTさんに渡す書類である。そしてTさんが発注を行う。

急ぎであれば総務室長指示で私が発注をするのだが、急ぎではないとT橋さんは言う。

・・・だったら、パートさんの机の上に置いておけばいいではないか。どうして私に渡すのだろうか。
この世に法律がなければ、「てめーふざけるな」と、ぶん殴っていたかもしれない。

かねてより思っているのだが、彼女はうちのパートさんが不在の時に直接伝えるべきことを私や後輩女子Cちゃんを介そうとする。電話で一方的にまくし立てるのである。そりゃ自分の手元に仕事を置いておきたくないのはよく分かる。でも、急ぎでないことならば、他人の手を止めてまでも自らの欲求のまま、形振り構わず他人に仕事(書類)を預からせるのって非合理的かつ、非常識ではないだろうか。


そんな書類は預かれない。
突き返そうとしたのだが、「だってTさん(うちのパートさん)、帰っちゃったじゃん」と、そそくさと逃げるように去っていった。その表情とかも人を小ばかにした感じで、大変不快な印象を私にもたらした。

目の前にいた吉熊上司に
「これ、どうします?」
と聞いたら
「ほっとけよ」
と言うので、そのままパートさんの席に放置した。


それまで着々と平穏な気持ちで経費の貼り付けや制服業務を行っていたのに、その一件で怒りのあまり、ワナワナと震えることを禁じえない状態になり、机の中にある精神安定剤ソラナックス(0.4ミリ)を飲んだ。眠くなるのであまり仕事中は飲まないようにしているのだが、眠くなるどころか、次第に平静を取り戻すことができた。それだけ怒りが膨大だったのだろう。

社長の交通費の清算、稟議決裁の処理、店別分析、決算のまとめの書類作成をこなし、プチ残業後、後輩女子Cちゃんと帰った。
二人とも「疲れました」という言葉しか出ない。

駅で別れて、久々に喫茶店へ。増税後、喫茶店に行くのは自粛しているのだが、今日はこのイライラした気持ちを家に持ち帰りたくなかったので寄った。店員の話によれば、来週からコーヒーの価格が上がるらしい。ちょっと一服の敷居が高くなるだなんて。ショックである。

来週はまた他部署への応援もあるし、経費分析も行わなくてはならない。制服の申請も多く、きっとまた息つく暇もないのだろう。精神的に余裕がないので、怒りの沸点も低い状態なのだろうか。
「急ぎじゃないのならばパートさんの机に置いておいてくださいね」と言えば済むことだったのかもしれない。
どうやら一杯のコーヒーは私の心に深く沁み渡ったようだ。



明日は休み。
思いっきり寝よう。




燃エツキルホドニ 輝クコトノ美シサ

2014年11月13日 21時44分26秒 | Weblog
今朝のNHKニュースでやっていたさいたま市の様子が凄かった。
高層ビルの上部だけが雲の上に屹立してて、天空の城・さいたま新都心のような様相を呈していた。
どうやらこれは「放射霧」というものらしい。夜間の放射冷却によって地表付近の空気が冷却されてできるものとのこと。
朝から幻想的な光景を見た。


今日は仕事で来客1件。
制服の売り込みの業者さんである。
営業マンの方が私の出身地の営業所に8年ほどいたらしく、宇都宮の話に花を咲かせた。
また、彼のアシスタントの女子が当社の他部署の女子と幼馴染で、「おおお~」となっていた。
そんなこともあるんだな。世間は狭い。




夕方からは、月初の社長朝礼スピーチを文章化。
少し残業をして本屋さんに寄った。
「星ナビ 12月号」を購入。


今回の星ナビはすごい。
付録が、はやぶさ、はやぶさ2の両面刷りポスターなのである。
さっそく帰宅後に広げて、むっはーとなる私。
アイドルポスターに興奮する中二男子のようである。


はやぶさ


はやぶさ2


11月30日打ち上げ「はやぶさ2」宇宙へということで、吉川真先生の解説。
吉川先生は私と同じ栃木県のご出身。今年の夏、科学技術館で「頑張ってくださいね」とご本人にお声をかけることができた。


はやぶさ2は、はやぶさの教訓を活かして随所に改良が加えられたほか、新たな試みとして、インパクターを衝突させて人工クレーターを作り、フレッシュなサンプルを採取することも計画されている。2018年夏に目標に到達し、地球帰還は2020年。
その後のサンプルの解析なども旅のうちだと考えると本当に長い長い旅である。

はやぶさの帰還があって、はやぶさ2の打ち上げが叶ったくだりなど、読んでいると胸が熱くなってくる。

2010年、はやぶさの帰還で私の人生観は変わった。燃えながら四散するはやぶさの魂が私の中に溶け込んだのかもしれない。
それまでは何となく生きてきたのであるが、あの日以来、仕事や検定試験、ニューヨーク一人旅といったミクロなシーンでのみでだが、何かに「挑戦したい」と言う気概が芽生えたのである。
はやぶさ自体の健気さ、プロジェクトメンバーの諦めない粘り強さ、そのようなものがバックボーンにあるので、だからあの四散する姿は美しいのだと思う。

当時銀座のミキモトのショーウインドウに貼ってあった文言が忘れられない。

「燃エツキルホドニ
輝クコトノ美シサヲ
私タチノ心ニ呼ビ覚マスタメニ
「はやぶさ」ハ還ッテキタ。」






また、プロジェクトメンバーが「はやぶさに故郷の地球を見せてあげたい」という粋なはからいで撮影させた画像・・・見る度に泣いてしまう。




はやぶさ2は地球へは帰還しない予定で、小惑星1999 JU3のサンプルが入ったカプセルを地球に届けたあと、他の探査に行くことが検討されている。ということは、今、種子島にいるはやぶさ2とは当たり前だが永遠の別れなのだと思うと既に胸にこみ上げてくるものがある。


一部メディアでは、はやぶさ2ははやぶさの弟と称されている。
兄の反省点を生かし、壮大な宇宙で頑張ってきて欲しい。

はやぶさ帰還




コメント (2)

暮らしを見つめる吉熊

2014年11月12日 22時01分38秒 | Weblog
そろそろ乾燥が気になるシーズンに突入しつつあるので、昨晩、ナノケアというスチームが出てくる美顔器で顔にスチームを当てた。久々に使用したので、感覚が分からず、つい顔をスチームに近づけすぎてしまっていた。
弱いやけどをしたらしく、今日一日、顔が痛かった。
特に鼻。そんなに高くない鼻なのだが・・・。


仕事はまずまずの進捗。
日中、大きな地震があってびっくり!!
来るぞ来るぞ・・・というあの感じが怖い。


今日は研修が開催されており、店長をやっている同期2名が講師として本社に来てて、トイレで再会できた。
彼女たちとも15年来の仲だ。
彼女たちと会うと、「私も頑張らないと」と励まされる。



夕御飯はちょっと奮発してカキフライ弁当♪


残業中、社長にいただいたTOKYO DACQUOISEのダコワーズ(パッション味)をデザートに。


今日も一日、吉熊と駆け抜けた。

トイレとお風呂のとき以外はいつも一緒の吉熊。仕事中はパソコン付近に鎮座させている。昼休みは一緒に喫煙所へ。
おはようからおやすみまで、暮らしを見つめる吉熊。

今日はパジャマのポケットに入ってきて甘えてる。かわいい。



明日も吉熊とともに頑張ろう!!

コメント (23)

田中はじめさん

2014年11月11日 23時01分35秒 | Weblog
心療内科デー。

待ち時間2時間。快挙!
いつもは私が大体最後なのだが、今日は話が長いらしい患者がいて、クマ医師の指示で私はその人と順番をチェンジ。

待ち時間で国際秘書検定の過去問題を一回分解いて答え合わせするところまでやった。
数の問題。


3問目。
これを読んで、2分ぐらい「田中はじめさんが10人・・・」と思い込んでしまった。
全国の田中はじめさん、集合!みたいな。




さて診察。
前回の診察の後に自分が行っている業務を箇条書きにして社長面談に臨んでみては?とクマ医師に言われたとおり、そうした旨を報告。社長に提出したものの写しをクマ医師に渡した(社外秘の部分は削除して)。
具体的にアドバイスをいただき、方向性を指し示されたので良かった、先生に感謝です・・・と伝えた。

クマ医師は、
「その助言に従ったら、もっと業務が増えちゃいますね。大丈夫ですか?」
と笑いながら案じていたが
「大丈夫です。お金をもっといただけるのであれば・・・」
と笑いながら言う私。
続けて、
「もし負担に感じましたら、吉熊上司とよく相談して既存の仕事の効率を高めようと思います」
と自分に言い聞かせるように言葉に乗せた。


「こうしてご自身の仕事を書き出してみてどうですか?」
と聞いてくるクマ医師。

正直、まだまだだと思う。
他の36歳がどのような仕事をどのぐらいやっているのかは分からぬが、箇条書きにしてみて「こんなもんか」と思ったのは紛れもない事実である。他の人はもっと専門的なことをしているような気がするのである。

「でもあなたの仕事は突発的なことも多いから」
とクマ医師はフォローするが、いいんだ。自分が一番よく分かっているから。
自分の仕事を見渡してがっくりしたが、まだまだ糊しろ部分がある、というか探すだけの気概があるので大丈夫だと思う。
その心を見透かしたのであろうクマ医師はさっそく薬の確認をしてクロージング体制に突入。
やはり次の患者さんのことが気になるっぽいクマ医師。


とまあ、今日は仕事の話にとどまった。
心療内科というか、もはや私の仕事の塾である。



処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩、防風通聖散、カームダン、当帰芍薬散
・・・カームダンの頓服イラネって言うの忘れた。まだ1シート残っているYO!


次回予約を取る際、25日(火)にしようとしたら、その日は混むかもしれませんと受付のお姉さんが言う。
なんでも給料日後は混むんだそうだ。
知らなかった。


いつもは0時前に終わるのだが今日は早めに終わったので、高カロリーでもOK!と思い、帰りに餃子を食べた。
美味しい!美味しすぎて悶絶!!
餃子を食べているときが一番幸せ。


餃子を食べていないときも、幸せを感じられる心でありたいものである。

それにしても、今夜は、夢に10人の田中はじめさんが出てきそうだ。
田中はじめさんが一人、田中はじめさんが二人、田中はじめさんが三人・・・


コメント (4)