「長野県立歴史館」の企画展「諏訪と武田氏」を見学した後、行きの長野道ではなく、上田方面から和田峠を越えて帰りました。千曲市から千曲川に沿って上田市に向かいました。途中の坂城町にある「千曲川バラ公園」のバラが咲いているようでしたので立ち寄ってみました。奥に走っている電車は「しなの鉄道」の2両編成の電車です。
この時期でもまだまだたくさん咲いていたバラたち…注目はこの色合いのバラでした。
その他にも注目のバラは沢山ありました。この時期でもこうしてたくさんの花が咲いているのは手入れの賜物かと思います。
ここで感激だったのは手入れをされていた方が咲き終わった花摘みをされていて、まだまだきれいな花も摘んでいたのでお聞きすると、来年の為にも早めに摘み取るとのことでした。そして「好きな花を摘んでいいよ」とハサミを貸して下さったのです!いくつもの美しいバラを摘ませていただき、帰りの車中はバラの香に包まれました。
その後上田市の「上田 道と川の駅」に立ち寄りました。ここは千曲川のほとりにあって「岩鼻」と呼ばれる崖があります。
この後「生島足島神社」の前を通り、塩田平を行きました。眼前に独鈷山を望む道は気持ちが良かったです。
和田峠はいつもは新和田トンネルを使うのですが、この日は旧道を行きました。先日の「黒曜石体験ミュージアム」で黒曜石の原産地までの道のりを示す原点は「和田峠」とお聞きしたからです。何の案内板も出ていないと言われたのですが、とりあえず旧道(中山道)を峠に向かいました。登って行くと復元された茅葺の家があります。ここは峠を越える旅人に粥や焚火を接待した所だそうです。
峠と思われる場所は昔、「和田峠スキー場」があった所…今はもう林とススキの原になっていました。昔あったお茶屋さんの看板が名残を留めていました。
この峠道には古い「和田トンネル」があります。狭いトンネルなので信号機で交互通行です。
峠の頂上の確認がとれませんでしたが、「黒曜石原産地」はこの辺りだろうと思います…