ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

雨の中の松本市美術館へ

2022-11-15 | ミュージアム

「松本市美術館」で「鹿児島市美術館展」が開催されていて見に行ってきました。この日はいつも通る東山山麓線でなく、北アルプスの麓のアルプスグリーン道路を通って果物と野菜の直売所を巡りながら行きました。塩嶺峠を越えると雨…西に向かうに従って雨が強くなってきました。アルプスグリーン道路の道沿いは果樹園や野菜畑が広がります。今実っているリンゴは「サンフジ」かと思われます。収穫まじかでしょう、きれいに色づいていました。 

     

 

  

 

雨でも野菜の収穫作業をしている方々がいました。この辺りは長芋の生産も盛んです。ここの長芋堀りは機械で行われているようです。「道の駅 今井恵みの里」と「ファーマーズガーデン やまがた」の立ち寄ってリンゴやら野菜やらをあれこれ買い込みました。地元産の果物や野菜は嬉しいものです。

  

 

その後「松本市美術館」に向かいました。ここでは「鹿児島市立美術館展」が開かれていました。松本市と鹿児島市は文化・観光協定を結んでいるそうで、「洋画王国」と言われる鹿児島ゆかりの作家さんや西洋美術コレクション、それに桜島を描いた作品などが多数展示されていました。

    

 

  

 

展示作品は撮影禁止で写真はありませんが、外にあった看板です…鹿児島県出身のゆかりの画家は「黒田清輝」「藤島武二」「和田英作」「東郷青児」らです。西洋美術のコレクションでは「モネ」の睡蓮をはじめ「セザンヌ」「ピカソ」「マチス」「ダリ」らの作品がありました。たくさんの著名な作家さんの作品に見入りました。

   

 

桜島を描いた作品には「梅原龍三郎」や信州ゆかりの「田村一男」の作品もあり、この美術館にある「田村一男記念展示室」も見てきました。この方は蓼科の風景に魅入られたそうで、高原風景を良く描かれています。2階ロビーには諏訪市ゆかりの「細川宗英」の作品も展示され、3階には「草間彌生」さんの展示室があります。

   

 

「草間彌生」さんは松本市出身…この美術館は至る所でその作風を感じることが出来ます。屋外のオブジェをはじめ自販機やベンチまでも水玉模様です。

  

 

  

 

この美術館のエントランスの壁にあるのは「松本てまり」です。

    

 

雨のこの日、中庭はしっとりと落ち着いた秋の風情でした。

    

 

  

 

雨にけぶる紅葉も素敵な「松本市美術館」でした。

     

 

この後、イオンモールで買い物をして東山山麓線で帰途につきました。松本平の西麓と中心地そして東麓と、ぐるりと巡った一日でした…

 

コメント (6)
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