上野から列車で東京駅へ…丸の内口に降り立ちました。東京駅も素晴らしい建築物です。駅前のビル群に銀杏の黄葉が映えていました。
丸の内の沿道はクリスマス模様…日中でしたがクリスマスツリーがきれいでした。以前に見た夜のイルミネーションの素晴らしかったことを思い起こしながら通り過ぎました。
足元の花壇にはツワブキやサザンカが咲き、皇居への通りを彩るのはイチョウの黄葉でした。
皇居の乾通りは春と秋の一週間ほど一般公開されていて、ちょうどタイミングが良かったので行ってみました。皇居前広場には警視庁の機動隊の車両が停まり、坂下門まで長い通路が出来ていました。車両の上ではDJポリスが登場して言葉巧みに誘導していました。二重橋の脇を通って坂下門に向かいました。
手荷物検査とセキュリティーチェックを受けて坂下門から入場しました。この日は平日で待ち時間もなく入ることが出来ました。坂下門の脇のお堀は蛤濠です。富士見櫓の向こうに高層ビルが見えました。
宮内庁の建物や宮殿を垣間見ながら進みました。
この時期の乾通りのお目当ては紅葉です。見頃のモミジがとてもきれいでした。
紅葉と一緒にこの時期に咲く桜も良いものです。最初の2枚は「冬桜」で、次の写真は「四季桜」だそうです。ちょうど見ごろに咲いていましたが違いが良く分かりません…
お堀の石垣の上にあるのは「富士見多聞」…多聞とは城の石垣の上の長屋で城壁も兼ね、兵器庫などに使われる建物のことだそうです。
こちらは「門長屋」と「局門」で江戸時代のもののようです。
カエデの紅葉を見ながら歩きました。
こちらもお堀でしょうか、水面に映る紅葉もきれいでした。
こちらは「トウカエデ」の紅葉…色の変化が素敵な紅葉でした。「枝垂れ紅」と名のついたモミジもきれいでした。
乾門を出ると向かいは北の丸公園です。北の丸公園に行くと良く立ち寄った東京国立近代美術館の工芸館だった建物が目の前に見えます。今は工芸館は金沢にお引越しして建物だけ残っています。明治時代の近衛師団司令部庁舎で重要文化財の建物です。
ここからお堀端を「千鳥ヶ淵」へ向かいました。
白いサザンカの花に出会い、「英国大使館」の前を通り、「国立劇場」と「国立演芸場」の建物脇を通って研修会会場に向かいました。
なかなか見る機会がない皇居内の紅葉や建物を見ることが出来て貴重な時間でした。あちこち見ながらでしたが、研修会の30分前には会場に到着、席に着くことが出来ました。研修会終了後も歩きましたので続きます…