ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

東京へ~朝倉彫塑館と上野~

2023-12-09 | ミュージアム

東京へ行く用事があったので、日帰りですが目的のところ3か所を巡りました。まずは時間を有効に使おうと早起きして朝一番の「あずさ」で新宿へ…地元駅で乗ったのはまだ日の出前でした。甲斐駒ヶ岳が見える辺りで日の出でしたが、その後見えるはずの富士山は雲の中でした。

  

     

 

この日は私一人での上京…話し相手もいなくて、前日まで忙しかったのと、早起きした為に眠り込んでしまった私…気づいたら終点の新宿!乗り換えて日暮里で下車しました。御殿坂を上ってサザンカの咲く道を辿り、この日の第一目的地「朝倉彫塑館」に行きました。

  

 

「朝倉彫塑館」は彫刻家「朝倉文夫」のアトリエと住居だった建物で昭和初期のものです。国の有形文化財になっています。

     

  

     

 

展示されている作品は時間と場所を限定して撮影が可能でした。この光と影を意識した造りのアトリエが注目でした。兄の朝倉長男の作品も展示されていました。

  

     

  

 

壁一面書棚のある書斎や大きな和室や温室のような場所もありました。屋敷に囲まれた中庭の木々が紅葉してきれいでした。この建物では屋上の庭が注目でした。屋上緑化の先駆けともいえる注目の庭で、ここは写真撮影可でした。オリーブの木が大きく育っていました。屋上から中庭が見えました。

     

  

 

屋上には「砲丸」と「ウォーナー博士像」があります。屋上から身を乗り出して谷中の街を見守っているかのような姿でした。1、2枚目は屋上から、3、4枚目は正面玄関から見た姿です。

     

   

      

 

朝倉文夫の彫刻作品をじっくり鑑賞でき、注目の建物も見学ができて良かったです。ここを出て、谷中霊園の脇を通って上野に向かいました。東京芸大の古い建物や正面玄関の大銀杏を眺めながら歩きました。イチョウの黄葉がきれいでした。奏楽堂の前も通りました。

     

  

  

 

東京国立博物館の手前の交差点には、かつて京成電鉄の「博物館動物園駅」があった名残が見られます。なかなか趣深い建物です。

  

 

こちらもレトロな建物…昭和の初めに建てられた「黒田記念館」…「黒田清輝」の美術館です。以前に見学しましたが、小さいながら素敵な美術館でした。

  

 

この先にある明治39年に建てられたかつての帝国図書館の建物を見たくて足を延ばしました。今は「国際こども図書館」として使われています。素晴らしい建物が残って大事に使われているのは嬉しいことです。中も見学したかったのですが時間が無くて外観だけです。小泉八雲のレリーフがありました。

     

   

      

 

いつもの噴水の所を通って上野駅に向かいました。この辺りはイチョウの木が多く、正に黄葉真っ盛りでした。

     

  

     

 

この後、上野駅から東京駅に向かいました。続きます…

コメント (11)
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